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パスクア(イースター)は天気が悪いとの予報でしたが、いずれも晴れ
わ~い、ラッキー花わたくし晴れ女で、イベントの時は晴れることが多いのよね~☆

今年もたくさん食べてきました。
沢山あるので、とっとと写真、参ります。

前菜は、





生ハム(真ん中の)、右のほうはトスカーナのサラミ(産地によってサラミも入っているものが違います)、
左の内側にのっている別の種類のサラミ、
手前側の時計で言うと30分から40分のところにあるのが、コッパCoppaとかカポコッロCapocollo
と呼ばれる、豚の肩とか首の肉を使って作ったサラミ。
(今はイタリア全土で作られていて使う肉の部位もいろいろです)

以前ソップレッサータをご紹介したことがありましたが、イタリアの肉製品、
地域によって作り方が違うものがあったり、知らないものがまだまだたくさんあります。
初めてのものを知るのって楽しいですね。





はい、前菜色々。
左上から時計回りに、アンチョビ・カッペリなどの入ったツナソース(パンにつけて食べます)
タマネギの甘酢漬け、数種類のキノコ漬け、トウガラシの詰め物、黒オリーブ、緑のオリーブ


はい、ここから台所編。
イタリアのマンマの舞台裏でございます。





自家製トスカーナパン、どぉ~ん!





はい、ラザニア!
これは、10人分あります。





オーブンから出されて、待機中のラザニアさんx2。

これはお土産&月曜日用。
ラザニアは焼く前の状態で冷凍しておいてもいいし、焼いてから冷凍してもいいです。

今回、パスクアのランチにはのっぽ姉家族と私達夫婦が参加。
距離的に頻繁に会えない娘と孫に色々とお土産を持たせてあげたかったんでしょうね。
孫の好きなラザニアを沢山作っていましたにこまーく。

このラザニアのパスタも、のっぽママの手作りです。
トマトソースも畑のトマトソースで、ベシャメルも手作り。
のっぽママのラザニアは、赤白半々のソースで。
南イタリア出身の元同僚や別の南イタリアの友達のところでは、ベシャメル使っていませんでした。
南は肉団子やゆで卵が入っていて、また別の味で美味しいです。





手打ちパスタ。

みんなで一口ずつ味見して、残りはお姉ちゃんたちのお土産に。
美味しいパスタをということもあるけれど、麺をゆでるだけとはいえ、孫が、お料理に少しでも興味を持って
くれたらいいなぁという気持ちも込めて。

姪っ子ちゃん、イタリアの典型的な育て方により、掃除もお料理も手伝う習慣がないんだよねぇ。
大人になった時に恥ずかしくないように、やったほうがいいよねぇって
のっぽママとわたくし、同じ意見なんですが、
おばあちゃんとしては、愛情のこもったやり方で、少しでも習慣づけたいと思っている様子。

今回もおばあちゃんが、お皿を下げることを孫に声掛けし、
わたくしが「おうちでいつもやってる?」なんて畳みかけるように話しかけ
「えー!やったことないの?」とわざと驚き、「日本では子供のころからみんなやるのよ。」なんて
かなり大げさに言って、「さぁ、一緒に行こう♪」とお皿を一緒にもって台所へ誘いました。

言うとね、素直に持ってくるのよね。
お皿を台所にさげたら、大げさにほめて(笑)イタリア人、ほめられて育つからね~笑う
自然にできるようになって、よそのお宅に行った時「まぁ、気のきく子」って思われてほしいな。





セコンドの付け合わせのポテト。


はい、こんな感じで台所のチラ見せ終了~。


さ、プリモいきま~す。





さきほどの、ラザニア。

おいし~!家庭のラザニアってくどくないね~。

手打ちパスタの味と言い、トマトソース、おいし!!





キノコソースで、手打ちパスタをみんなでちょっと味見。

生パスタって美味しいわ~。最近、つくってないんだよね、わたくし。
久しぶりで美味しかった!
のっぽが細麺が好きなので、のっぽママ、細麺で作ってましたラヴマン
日本で言うラーメンくらいの太さです。





はい、こちら子羊のロースト。

パスクアの時には、子羊を食べます。
神の子羊と呼ばれ、イエスを象徴とする子羊。イエスが犠牲の子羊となったから。
でも、食べちゃうんだよねぇ。

おばがカトリックでしたし、わたくしもカトリックの幼稚園だったので多分に影響を受けているのですが、
この感覚はピンとこない。

わたくし、羊の匂いがあまり好きじゃないのですが、これは普通に食べられたよ~♪
前の日からつけておく、マリネ液の作り方は、聞いてみたら、わたくしと同じだったんだけど、
なんでかな~、のっぽママが作るととても美味しい。





こちらは、豚さんのロースト。

北京ダックみたいに皮がカリッカリ♪

あ、ちなみにマリネの材料は、塩コショウ、ローズマリー、ニンニク、オリーブオイル、レモン汁です。


これらのお肉に、先ほどのポテトのローストと、





巨大サラダ。


見ているだけで、お腹がいっぱいになってきましたか~?
さ、ラストスパートにまいりますぼし-にっこり


はい、デザートまいります。





パスクアですので、Auguriおめでとう♪ と書かれたスプマンテを用意してくれていました。

こういう細やかな心遣いがステキだなぁって思います。





巨大ボールで、イチゴのマチェドニア。

砂糖とレモン汁とあえて、フルーツポンチみたいな感じになっています。





生クリームを上にのせて、いただきます。


そして、


従弟のCちゃんのダンナさんのお母さん手作り





トルタ・コ・ビスケリ Torta Co' Bischeri

これは、ピサの郷土ケーキです。





米、ナッツ、干しぶどう、チョコレートなどが入っています。
濃厚なのに、重くない。
トルタの生地がサクサクで軽いからかな。
お菓子屋さんのをもらったことがあるんですが、やはり家庭の味は優しくて食べやすいあひる





はい、ハトの形をしたクッキー。。。と思ったら、
トスカーナ州シエナのアーモンドの郷土菓子、リチャレッリ、パスクア・バージョンでした!





姪っ子ちゃんに持って行った卵、

どうかな~って思ったら、ことのほか喜んでくれました!
よかった~♪うん

のっぽ姉も娘の名前入りだったのが嬉しかったようで、





みんなが、姪っ子ちゃんの記念撮影(笑)


そして、喜びもつかの間、





思いっきり、割る。

中のオモチャをチェックして、卵をボリボリ

色んな人にもらった卵を全部持ってきていて、次々と割っておりました。
そして大人は、それをちょこちょこ味見(笑)




じゃん。
のっぽ両親から、私たち夫婦にも卵のプレゼントが。   ありがと~♪


わたくしが、手で割りました。





そうしたら、キレイにパカッと割れた!

のっぽ姉のダンナが「さすが、サムライの国だけあるね。見てごらん、すごいキレイに割ってるよ。」と
姪っ子ちゃんに(笑)

こういう割れ方をみて、サムライが竹をスパッと切るかのようと思ったようです。





中には、チョーカーが入っていました。


姪っ子ちゃんの卵割りの儀式がしばらく続いて、落ち着いたところで、





のっぽ両親の畑のオーガニック・レモンで作ったリモンチェッロ。

やっぱり手作りって美味しいですね~♪
売ってるのももちろん美味しいんですけど、自家製って何とも言えない美味しさがあります。


このあたりで、ほぼ一緒に育った従姉のCちゃん夫婦が、Cちゃんダンナ家族との食事を終えて登場。
それからしばらくして仕事が終わったCちゃんの妹Fちゃんも合流。
更ににぎやかに☆        楽しい~





まん中のウサギの鈴を一旦外してしまったので、酔っ払いのおっさんみたいになっちゃってますが、

復活祭の定番の動物の1つ、ウサギ・チョコ。
ウサギが、パスクアの前日に、卵を持ってくるということになっております。

パスクアは、イエスの復活を祝う、復活祭ですが、同時に
春が来るのを祝い、生命が育つ(=豊作)のを祈り、そして子孫繁栄を願う祝日です。

ウサギは、多産なので、子孫繁栄。ニワトリは、卵の親ということで。
毎年、子孫繁栄の奇跡を願うんですけどね~、来ないよ~。   そろそろ年齢的にタイムリミットが。。。


去年は、姪っ子ちゃんの誕生日当日の月曜に誕生日会ということで、私たち夫婦は行かず、
電話でおめでとうって言ってすましたら、のっぽ姉がたった一人の伯父さんなのになぜ来ないと怒り
しまいにのっぽママも巻き込まれ、わたくしの携帯にも電話がかかってきて結構めんどくさかったので
今回、姪っ子ちゃんの名前を卵に書いて、誕生日祝いも一緒に終わらせてしまえと思ったら、
今年は、誕生日当日ではなく、土曜日に誕生日会をするんだって!   オーノー

ということで、月曜日は姪っ子ちゃんの誕生日祝いを探しに行くことが決定。
のっぽ姉家族は、ピサじゃないから往復2時間かかるんだけど、
週末で行かなかったら、「みんなが来れるように設定したのに!」と何言われるかわからない~。

もう12歳だからお友達との誕生日会にするそうで、
プレゼントを置きにいって、あまり長居せずに帰ってこよう。               
土曜にすると聞いたが、いったい何時にどこでやるのだ?この辺は、のっぽに任せよう。


さて、わたくしの今回持って行ったドルチェは。。。

先に言います。今回は見た目、美しくないです。






2種類のジャムを使ったクロスタータ。

土曜日も仕事だったので、疲れててさ~、簡単に作れるのにしようと思って
前日に作っておいたパスタフロッラ(生地)をぺペペッとのばして、ジャムをだだっとながして焼きました。

赤いのは、のっぽママのリンゴジャム。黄色いのは、わたくしのリンゴジャム。
どちらも、のっぽ両親の畑のリンゴ。

そう、同じリンゴなのに、仕上がりが違う。
食べてみると、のっぽママのほうが砂糖の量が私のよりだいぶ多くて硬め。
そしてわたくしは、最後にレモン汁、のっぽママはレモン汁なし。
味はほとんど同じなのに、見た目がこんなに違う~。

これだけたくさんのドルチェがあったにもかかわらず、帰る時には、残りは1/4以下だった。。。
イタリア人の食欲すごいよ~。


そして、沢山の料理と準備をしてくれるのっぽ両親へのお土産に、





彼らの大好物、豚汁・・・・・の肉なし。

干しシイタケは日本から、大根はイタリアのスーパーで。
もう白菜がないから、キャベツで(笑)
干しシイタケの他にマッシュルームを加えて。

ビックリしたのが、なんとイタリアのスーパーでお湯を足すだけで飲めるレトルトの味噌汁を買っていた!!
他に、日本と書いてあったけど袋の裏を見たらタイで作った、なんちゃって塩焼きそば風とか、
イタリアのメーカーのSAIKEBONって言うラーメンがあるんですが、それを買って食べていました!

この間会ったとき「とすのあのスープ(豚汁)が・・・」って言ってたけど、まさか味噌汁を買っていたとは。
「いろいろ買った中で、みそ汁が一番おいしかった。」と空き袋を見せてくれました。
私に見せるために全部取って置いてありました(笑)

嬉しいなぁ、こうして日本食を食べてみようとか、それっぽいものに挑戦してみようという気持ちが。
比較的食べ物に保守的なイタリア人が多い中、こうして外国の味に対してオープンなのはありがたい。


おしゃべりして、1,2回カードゲームをして、気付いたら、6時過ぎ!
イタリア人、じゃあねって言ってからが長いので、家に帰ったら7時過ぎていました(笑)

これだけ食べたら、もちろん夜は全く食べられず。
今年も楽しくて、美味しいパスクアでした。




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