どこまで詳細に書いてもいいかな~と、バランスを考えつつ
でもイタリアに住んだことがない方でもわかるように、説明しないとピンとこないところもあるだろうなぁと、
結局、たっぷり書いた前回。
長い文章を読んでくださって、どうもありがとうございました。
そして、コメントくださったり、コメントの代わりにランキングにポチッとしてくださったり、
個別にメールをくださった方々、そのお気持ちに感激!ありがとうございました
イタリア人は、所得が低く、少しでもお金がほしい気持ちは、うちに金銭的余裕がないだけに
すごくよくわかりますし(笑)、ネーロをしないと生きていけない状況(特に外国人)も理解できます。
ほんと、税金で、がっぽがっぽ取られるのよ、イタリア。
やらずに済むなら、だれもやってないと思うから。
だから責めているわけじゃないの 私はできればやりたくないなってだけで
昨日書いたことは、在住初期に、皆が通る道でしょう。
でも大丈夫~ 別にゴミのような扱いを受けたわけでもないし、また仕事探すよ~
日本の旅行会社さんと添乗提携が決まったよ うふ、売込みました
また近々、添乗員を募集しているイタリア企業の面接にも行ってきます。
徐々に、道が開けてくるだろうから、こだわることなく、自分ができることをしてがんばります。
さて、外国人だからと利用する人もいれば、助けてくれる人も。
わたくしが、イタリアに移住してまだ1年目、
ほぼ毎月、日本やアメリカ、オーストリア、イギリスから友達が来てくれまして、一緒に観光しました。
その時、とあるお店に入りました。
ここは、以前イタリアに留学していた日本人友達が教えてくれたお店。
友達に商品を説明しつつ、彼女たちが気に入ったものを選ぶのを待っている間、
「君、ガイドなの?」とお店のおじさんに声をかけられ
「いえいえー 友達がイタリアに来てくれたんで、案内してるだけです~。
このお店も、この町に住んでた友達に教えてもらって前に連れてきてもらったことがあるの~。」
なんて話をして。
あ、そうそう、以前もちらりと書きましたが、イタリアは、ガイドは、ガイド資格がないとできません。
添乗員も添乗員資格がいります(なので、わたくし取得しました。→ここ)
添乗員は、観光名所の説明をしてはいけない条約がありますし
(添乗員資格の条約には、「ガイドの領域を侵さない範囲内」とざっくりな書き方ですが)
イタリアでは、観光名所へは現地ガイドを付けなければいけないという法律があります。
近頃、ネットでよく見る、現地に住んでいる人にプラン提案してもらって、案内してもらうというのは、
実はイタリアでは、違法なんですよね。 ほかの国はしらん
金銭授受があるからお仕事になります。
彼らにお仕事を頼んだ人も、同罪で罰金(最悪、逮捕)ですよ。
だって、彼らはある場所からある場所へと案内できる(今から行く場所がどんな場所かくらいは説明OK)
添乗員資格すらないんだもの。
厳密なことを言ったら、イタリア人ガイドが話す説明を訳すための通訳も必要となっているイタリア。
ただ、これは、現地ガイドを付けているということで、ガイドや添乗員が訳すので実質OKになっています。
だから、時間もお金もかけてガイド資格を取った方が「ガイドです!」と
資格があることを強調して書いてあるのは当然ですし、理解できます。
ローマのKasumiさんもコメントに書いてくださっていましたが、
資格のない人たちが「日本語だから、周りにわからない」ということで、資格所有者の人たちの仕事を
奪っていることも多々あります。
日本在住の方はそのあたりをご存じないので、認知度の高さや、安いからと違法のほうを頼んじゃったりすることも。
ネーロと同じく、これしかお金を得る手立てがない!という在伊日本人の方もいるので、
イタリア生活の厳しさがわかる分、頭ごなしに非難しづらく、気分的には複雑です。
ちなみにわたくしの取得した添乗員資格はイタリア全国添乗可能です。(ガイドは取得した地域のみ)
トスカーナ・トリップでレアな場所や遠方をご案内して、フィレンツェでガイドをご希望の場合は
無料で正規ガイドさんのご紹介をしています。 あ、ごめん宣伝しちゃった
→実際ピサでアジア系の人が逮捕された記事はこちら
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あ、でね、友達が商品を見ている間、
「仕事したいけど、まだ言葉も完璧とはとても言い難いし、大学のコースをリ始めたところなんです。
早く働けるように。」なんて言ったら
「そうだよね、仕事見つけるの大変だもんね。そうだ!向かいのバールの母親がやってるバールが
バリスタを探していたけど、やったことあるかい?」って。
「いや、ないけど、喫茶店とかレストランで働いたことがある。」といったら、案内してくれたのー!
ぶっちゃけ、バリスタは、ムリだって思ってたけど、
おじさんが、「チャンスがあるかもしれないから、行くだけ行ったほうがいい。」って言うんで、
そうか、とおじさんについて行ったって感じ。
で、お店の人に、「じゃあ、やりたいと思ったら履歴書持ってきてね。」って言われて。
おじさんが教えてくれなかったら、この情報は知らなかったし、
一人だったら、バールに話を聞きに行っても、おそらく、サラッと扱われただけだと思う。
このおじさん、イタリア人ではなく、南米のスペイン語圏の出身。
仕事を探す苦労を身をもって知っている。
この時は、イタリア人ではないけれど、こういう親切な人がいるのもイタリア。
そう、これがわたくしとエンツォの出会いでございました。
それが「大人のヨーロッパ街歩き」でご紹介した、
ピサから30分のルッカにある、
キッチン用品のお店 Compangia Dei Latini カンパーニャ・デイ・ラティーニです。
パスタマシーン、パスタ棒、その他もろもろ、だいたいキッチン用品はそろいます。
左下にある白っぽい四角いものは、1枚ずつにイタリア語で曜日が書かれた一週間ハンドタオル(笑)
レースの花瓶敷、この写真↑のようなオリーブや、 別のオリーブ柄もあるよ
ヒマワリなどのイタリアらしいテーブルクロスやエプロン。
このお店は、布ものが豊富で、
ほーら、こんなに。
テーブルクロスも2、4、6・・・・(確か最大)12人用とサイズもいろいろあって、
それに合わせた、ランチョンマットや、鍋敷きなどもそろいます。
マッキネッタと呼ばれる、おうちでエスプレッソを作る時の道具も、大きさ、色がいろいろあります。
これは、有名メーカー、ビアレッティのモカ。
クリーミーな泡のあるモカができます。
こんな、女王のガウンのような、ワインカバーも。 これごとワインをプレゼントしたらステキね
番組内で、デザインは違いますが、高橋由美子さんも選んでいたイタリアのパン入れ。
日本では小物入れなど、お好きな形で、お使いになると良いと思います。
トスカーナトリップで代行購入いたしておりますので、ご興味がおありのメールでお知らせください。
このお店は今、エンツォのお兄ちゃんがやっていて、
エンツォは、そこから10分のアンフィテアトロ(ローマ帝国時代の闘技場がアパートになっています)
のすぐそばでワッフルのお店をやっています。
あ、でも、このワッフル店、今年の年末までの2年間の期間限定なの~。
来年からは、キッチン用品店になります。 改装したら連絡くれて、写真を撮りに行く予定~☆
<追記>
今年いっぱいと書きましたが、3月にキッチン用品店に変わりました。
ルッカに行かれる方は、お早目に!
美味しいよ♪
わたくし、ルッカに行くと、お兄ちゃんのお店と、エンツォのところに挨拶に行きます。
(観光名所のプッチーニ像と、これまた観光名所のアンフィテアトロのそばです☆)
お兄ちゃんのいるキッチン用品店はこちら
Compangia Dei Latini
住所 Via San Paolino, 15
TEL (+39) 0583 587743
エンツォのいるワッフル店はこちら
住所 via fillungo 148
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