やっと手に入った温かい居場所が
無くなることが怖すぎた。
また
ひとりで
生きていかなきゃいけない。
また
ひとりで
頑張らなきゃいけない。
誰かに愛されているときだけ
“ここにいていい”と思えた私にとって
その関係がなくなることは
自分の存在ごと失ってしまうような
怖さだった。
だから昔の私は
相手に合わせて
平気なふりをして
嫌われないようにしていた。
でも続かなかった。
怖さは消えなくて
心の中に溜まり続けて
ある日爆発した。
本当は
怒りたかったわけじゃない。
怖かった。
寂しかった。
助けてほしかった。
でもそのまま伝えて
受け止めてもらえない方が
もっと怖かった。
怒りで出す分には
受け止めてもらえなくても
傷つくのは表に出ている部分だけで
本当に怖かった部分は
守られたままだったから。
不安を隠して
怒りでぶつけていた。
泣く代わりに
怒っていた。
あの頃の私の恋愛は
合わせるか
爆発するか
そのどちらかだった。
安心したかったのに
安心の中で
自分のままでいる方法を
知らなかった。
