私が初めて「コパイバ」と言う精油を知ったのは
2007年くらいだったでしょうか。
インディアンが祈りの時に使うとか
アマゾンのシャーマンが使うとか
特別な精油だと聞きました。
それがどんなものか。
気になって購入したコパイバは
とても優しい香りでした。
サンダルウッドやフランキンセンスのようなイメージをしていましたが
どちらかと言うとシダーやスコッチパインのような香り。
主成分はセスキテルペン炭化水素類のβ-カリオフィレン
その作用はあまり知られていませんが
以前ご紹介した長崎大学の篠原先生の研究によると
β-カリオフィレンは、
女性のホルモンバランスの変化によるイライラやうつ症状を改善する
とおっしゃっていました。
心が落ち着くバルサミックな香りです。
とは言うものの、それ以外の情報が少なく、トリートメントなどで使うことはありませんでした。
そのままその精油の存在を忘れていたのですが、
先日精油棚になるコパイバを見つけて、蓋を開けてみてびっくり!!
ものすごく良い香り!!
深くて甘くて、優しくて、大らかで
ものすごく広がる!!
なにこれ〜〜!!
サンダルウッドやシダーなんて比べ物にならないくらいに深い。
10年もののコパイバは素晴らしい香りでした。
と言うことで、再び購入しました。
届いたコパイバを早速開けてみましたが・・・
やっぱり薄い。と言うか「浅い」。
そうか・・・・と、少し残念でしたが
あれから1ヶ月以上経った今日、少しだけ深みが出ていました。
少しずつ楽しみたいと思います。
実はこのコパイバ、生産量が激減しています。
樹脂の精油なのですが、樹脂を採る際に乱暴に傷つけてしまい
樹木が枯れてしまっているようです。
アロマセラピーを仕事として
精油を商売道具とする者として、こう言うことはとても悲しいし
このような現状を知ることも大事だと思います。
こちらも目を通していただけると嬉しいです。
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