篠山紀信さん追悼~週刊SPA! 巻頭グラビア「ニュースな女たち」より | 日本ワインに首ったけ♪

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ノンフィクション作家兼イラストエッセイストしどせんしゅうの日本ワイン界探検記

ブログにご訪問いただいております皆さま


いつも本当にありがとうございます照れ 
 
 

 

 

新年早々いろいろなことが起こって
皆さん心落ち着かぬ状況下かと思います。


私自身、こんな時だからこそ
今の自分に出来ることは何かと考えながら

前向きにこの新年に
立ち向かおうと挑んでいます。



そんな矢先にまたまた大物の訃報が


今度は写真家の巨匠、篠山紀信さん

 

 

 



あぁ…また昭和の象徴が消えてしまう…


と、何とも言えない寂しい思いに。


篠山紀信さんと言えば、
処女作「道はひとつじゃないから」出版の際


 

 

 



トラックに乗ったトラック・ドライターとして
大型トラックの助手席から
週刊SPA!の巻頭グラビアを撮影していただき、


とんでもなく素早い動きで写真を撮影した後、
ポラにササっとサインを書いて
記念に渡して下さって



「篠山紀信が撮影した女性は沢山いれど
大型トラックの助手席に乗せて
撮影されたのは貴方だけだろう」




と、お付きの方から言われたことを
今でもはっきり覚えています。




 

表紙を開いてすぐのトップには
インパクトのあるトラックから顔を出す
お決まりのキメボーズを持ってきて

 
次の見開きで
大型トラックを大胆にバーンと載せ、




最終ページには自ら助手席に乗って
トラックを乗りながらノートPCで原稿を書く作家、
トラック・ドライターのありのままの姿を撮影


 
(革ジャン革パンツロングブーツで
マフラーなびかせる工藤静香@
ムーンエンジェル風のコスプレから
普通の作業用の服に衣装替えしてるし爆  笑)

 
このストーリー性のある流れも流石で、
大物コラムラストの中森明夫さんの
躍動感のある文章にも感動致しました。


この頃私はドライバー人生の集大成にと
最後は音楽と全国を旅しながら走りたいと願い、

 
コンサートツアードライバーの見習いに入り
福山雅治氏のコンサート会場から
キンキキッズのライブ会場へと向かった矢先
飲酒運転をしていた経営者にセクハラに合い
辞めざるを得なくなるという
ショッキングな事件があったのですが
(そんなことが当たり前の時代でしたが💦)

 
このグラビアは
その時救ってくれた恩師の山田氏の元
青果配達の配送センターにて撮影されました。

 
(同じ頃トゥナイト2の撮影で北野誠さんと
当時駆け出しのグラビアアイドルだった
安めぐみちゃんも来てくれました。)

 
実はこのグラビアの後ろには
愛子さま誕生のニュース記事がありますが

 
「国民誰もが知る愛子さまの誕生の時に
作家デビューをしてこうして大々的に
取り上げてもらったのだから
一生忘れないだろう。

 
このタイミングをありがたく思わないとな」

 
と、恩師山田氏に言われた通り
愛子さまのお顔を拝見する度に
あの頃のことを思い出します。

 
その愛子さまも22歳

 
あれからいろいろな街を渡り歩いて
今ここに辿り着いた私は…

 
相変わらず「愛」を運ぶドライターとして

 
翼の生えた車とペンで
魂を飛躍させようと目論んでいます(^^)v✨




偉大なる功績を残された方々が
次々と旅立つ今、

道はひとつじゃないから」にも書いた


 


「いつも棺桶に片足を突っ込んだ
生き方をする」



というモットーを常に胸に掲げ



私自身もしがないながらも
創作家としてこの世を去る時に


少しは


誰かの記憶に残るものを

誰かの心に響くものを

誰かの支えになれるものを


残していきたいと願いつつ…



今年は飛躍の年として
心の中の翼の生えたトラックで
爆走したいと思います🚚✨



篠山紀信さんのご冥福を
心よりお祈り申し上げます。