リフォームを成功させるポイント from杉並区 -2ページ目

リフォームを成功させるポイント from杉並区

リフォームをするうえで、こんなことで悩んでいませんか?
これからリフォームを予定している方に成功のポイントを!


アイネックス小池です

「中古マンションのリノベーション~無垢フローリングへのこだわり」、今回から施工状況をご覧いただきます。

■リフォーム前平面図(販売図面)


■リフォーム平面プラン




冷蔵庫スペースの横の壁を一部壊して、中の様子を見ています。



ここは上の図面のように、洗面脱衣室の壁をキッチン側に移動させて、冷蔵庫スペースの奥行を70cmに広げます。
冷蔵庫の側面を見えなくするためです。
壁を一部壊した結果は、何の問題もなく壁の移設は可能でした。



洋室1を解体工事中です。
職人さんがいるところは隣接している納戸です。
建具の撤去が終わって、床材を剥がしています。



洋室1の中らか見ています。
納戸の開き戸が撤去されていますが、右が洋室1から、左が廊下からの入口で、廊下から入る方は塞いで壁にします。



洋室1の収納を解体しました。



この収納です。
撤去後の壁は最悪でした。
断熱材が露出してしまいましたので、この部分は新規にプラスターボードを貼る必要があります。



まるで断熱材を隠すように収納が設置されていたのですね。



プラスターボードの下に粘土のようなものが見えますね。
ここにはビスや釘を打てないので、GL工法といいGLボンド(見えている粘土状の接着剤)でボードを貼ってあります。
残ったプラスターボードは不陸が激しいため、この出面に合わせつつプラスターボードを貼るのは、手間の掛かる作業になるでしょうね。



収納を撤去した後の天井部分です。
収納を設置してから天井のプラスターボードを貼ってあったので、撤去した板の形がきれいに穴が空いています。
新築工事のときによくやる工法ですが、これは後々のリフォーム店泣かせです。
これもきれいに埋め戻さなくてはいけませんね。

続きます...。


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アイネックス小池です

「中古マンションのリノベーション~無垢フローリングへのこだわり」の続きです。

それでは、無垢フローリングをいかに施工するのかをご説明させていただきます。

■リフォーム前平面図(販売図面)



■お客さまがご要望する無垢フローリング敷設範囲


さて前回の問題ですが、現状ジュータン貼りの洋室1をどのように施工して無垢フローリングの床にリフォームするのか?

以前に、【中古マンションのリノベーション~キッチンに対してのこだわり】2019/03/24 「遮音フローリングL-45と50の違いはリフォーム費用にも影響」で遮音マットを使って遮音性能を確保することを書きました。

■遮音マット

この遮音マットを使いましたが、そのときのマンション管理規約でリフォーム時にフローリングに求められる遮音性能はL-50でしたので、この厚みの遮音マットで対応できました。
しかし今回はL-45なので、もっと厚い遮音マットを使います。

そこで問題が生じます。

■床仕上げ断面図1

廊下側は既存のフローリングに無垢フローリングを貼ります。
洋室1は厚手の遮音マット+下地ベニアの上に無垢フローリングを貼るため、どうやっても継ぎ目に段差が生じてしまいます。
多少段差が生じても致し方ないとしていただいても、上の図面の通りに納めたら洋室1側の無垢フローリングの断面が露出してしまいます。
どこを切断しても露出する断面は無垢フローリングなので大丈夫、ということにもいきませんし...。

■床仕上げ断面図2

そこでこのように、廊下⇔洋室1の開き戸下に見切材を取り付けて段差が緩和されるようにします。
お客さまには、この段差を極力小さくするということでご承諾をいただきました。

皆さまの無垢フローリングを使いたいが、見積りを依頼しているリフォーム業者が朝日ウッドテックのライブナチュアラルプレミアム遮音フローリングを見積りに入れてきた場合は、是非弊社アイネックスにご相談ください。
大幅にリフォーム費用が削減されますよ!


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アイネックス小池です

「中古マンションのリノベーション~無垢フローリングへのこだわり」の続きです。

それでは、無垢フローリングをいかに施工するのかをご説明させていただきます。

■リフォーム前平面図(販売図面)



上は不動産会社の販売用図面ですが、これでは各部屋の床に何が使われているのかが分かりませんね。




リフォーム前の床仕上げは、リビングダイニング・廊下・キッチンがフローリング、洋室2つと納戸はジュータンです。

■お客さまがご要望する無垢フローリング敷設範囲


これが無垢フローリングを使う範囲ですが、既存の床仕上げはリビングダイニングと廊下はフローリングで洋室1はジュータンです。
ちなみにキッチンと納戸にはフロアタイルを貼ります。

このマンション管理規約で定められているリフォームの際に貼り替えに使用するフローリングに求められる遮音性能は、L-45なので一般的な数値です。
ここで重要なのは、「フローリングの貼り替え」という文言です。
現状の床はL-45をクリアーしていることを前提として、リビングダイニングと廊下は既存のフローリングに無垢フローリングを直貼りにします。
遮音性能L-45+無垢フローリングになるので、遮音性能はより向上します。

この施工方法にはメリットとデメリットがあります。
メリットは既存のフローリングを撤去しないので、解体工事費と産業廃棄物処分費などが見積りからなくなり、リフォーム費用が大幅に削減されます。
デメリットは通常住宅に使用する無垢フローリングの厚みは15mmなので、天井高が15mm低くなるということです。

天井高が15mm低くなることぐらい、リフォーム費用が大幅に削減されて、なおかつこだわりの無垢フローリングを使えるならとお客さまは大喜びです。

問題は、ジュータンが貼られてある洋室1です。

続きます...。


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