給排水管のリフォーム~既存管を利用する切り回し配管工事 | リフォームを成功させるポイント from杉並区

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アイネックス小池です。

「入居前に中古マンションをリノベーション~杉並区内でお引越し」の現場の施工風景、解体撤去工事の続きです。

■リフォーム前平面図(不動産販売図面)


■リフォームプラン


台所を解体撤去したところまで前回ご覧いただきました。



キッチンがあったところです。
給水管と給湯管が床から立ち上がっていて、排水管は壁沿いに配管されていて、一旦手前に持ち出してから立ち上がっています。
よく見ていただくと当たり前のことなのですが、排水管は少しずつ勾配を取りながら配管されているのが分かると思います。
この排水管を使うわけですが、ここから新設するキッチンのシンク下まで同じように勾配を取りつつ配管しなくてはいけません。

リフォームプランを見ていただくと、新設するキッチンはリフォーム前と90度位置が変わります。



こんな感じで勾配を取りながら排水管を配管するようになります。
リフォーム前はキッチンの後ろに給排水管があったので隠れていましたが、リフォーム後は既存の給排水管が露出になるので何かしら対策をしないとだめですね。

もう一度キッチン部分を抜き出したリフォームプランをご覧ください。



既存の壁より10cm前に出して壁を造ります(斜線部分)。



青線が既存管で、矢印以降(赤線)をリフォーム工事で配管します。
台所が10cm狭くなりますが、配管が露出するよりいいですよね。

既存管から新しく配管することを切り回し配管といいます。
あまり古い管は切り回し配管では対応できなく、全部新しい管に替える方向も検討しなくてはいけませんね。

続きます・・・。


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