アイネックス小池です
1ヶ月と2週間ほど打放しコンクリート住宅やコンクリートに関連のことを書いていましたので、途中のまま途切れていた「地下1階5階建てオフィスビルを住宅+テナントビルにリフォーム in 豊島区」の施工風景の続きをご覧いただきたく思いますが、私自身どこまで見ていただいたのか記憶がないほどコンクリートに没頭していました。
コンクリートは楽しいです。
今日からその続きをと思っていたのですが、昼夜ニュース・紙面を騒がしている大型マンションが傾いてしまったという嘘みたいな杭打ちのデータ改ざん事件、その関連を少々・・・。
いやいや酷い、アホみたいな話ですね。
基礎の基礎である杭が支持層に届いていなかった、そのデータを改ざんして工期を間に合わせて販売してしまった、この事件は、販売元:三井不動産レジデンシャル、ゼネコン:三井住友建設、土木(杭打ち):旭化成の子会社の旭化成建材と錚々(そうそう)たる大手企業名が連なったプロジェクトです。
支持層に届いてないのにデータを改ざんしただけで、問題解決としちゃったのですね。
そして大手企業の常套手段、一人の担当者の責任のような言い逃れをしてます。
まあ三井不動産レジデンシャルは知る由もないとは思いますが、三井住友建設は元請なので全責任は負うのはゼネコンですよ、本来は!
まず旭化成建材ではなく、三井住友建設が全ての記者会見を行うべきですね。
それから旭化成建材を同席させるというのが筋ではないでしょうか。
今回の事件で、支持層に届いた杭を固化するための「セメントミルク」の量まで改ざんされていたことも明らかになりました。
これは、ダムなどで基礎工事の際に基礎岩盤への注入材として使用されるほどで、これで杭を完全に固定して安全性を確保します。
この大手が名を連ねたマンションを購入したかたがたは、この安全性を購入されたかたも少なくないでしょうね。?
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