アイネックス小池です
日本コンクリート工学会における土木学会表面保護工法設計施工指針 (案) の概要では、表面含浸工に対しての各種要求性紹介の続きです。
打放しコンクリートの表面保護工である表面含浸工に要求される性能の最後は、表層部固化のための要求性能です。
■表層部固化のための要求性能コンクリート表層部の固化を目的として表面含浸工を適用される場合に要求される性能は、コンクリート表層部を緻密化して、強度を付与することである。と定義され、その解説文が下記のように続いてます。
コンクリート表層部の固化のために適用する表面含浸工は、コンクリート表層部の組織を緻密化して、強度を付与し、表面強度や耐摩耗性等を回復する機能を有する必要がある。以下省略と解説されています。
この内容にも少し異議があるというか、「コンクリート表層部の固化を目的として表面含浸工を適用する」のではなく、表面含浸工が透水および吸水阻止性を有することとコンクリート表層部が緻密化することは相関関係にあります。
このことは、9月27日の「コンクリート 住宅 リフォーム MCファインの能力」に書いてありますので、ご参考にしていただければと思います。
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