前回まで７回に渡り、田園調布・桜坂の住宅リフォームの仕様について書きました。
その中で１，２階の便器もご紹介しましたが、ここで少し気を付けて頂きたいことがあります。
近年あらゆる物がネットで購入出来るようになり、リフォーム工事で使用する住宅設備器具もしかりであり、便器も当然のように簡単に手に入ります。
しかし以前のブログで書いたように、「表札をネットで購入されたお客さまが、取付が難しいため弊社が取付だけをさせていただいた」という事例もあります。
ブログをご覧になったお客さまから表札取付の見積をご依頼頂きました
ブログをご覧になったお客さまから表札取付のご依頼を頂きました
便器も当然取付工事が必要です。
給水、排水管の位置出し及びそれらの接続工事です。
ここで最も重要なのが汚水の排水管の問題です。
田園調布・桜坂の住宅リフォーム工事におきましては便器は、１階がLIXIL（INAX）のアメージュZリトイレ、２階が同じくLIXILのサティスEリトイレとうい便器を使用します。
このリトイレというのがポイントです。
LIXIL（INAX）の場合はリトイレ、TOTOの場合はリモデル便器です。
それでは写真と図面で解説させていただきます。
これはTOTOの床排水用リモデル便器で使用する排水アジャスターです。文字通り中央の排水管がアジャストするので、既存（リフォーム前）の排水管の位置に合わせて設置することが簡単にできます。
赤の部分を拡大すると
排水管の芯（縦横のセンター）のアジャスト可能範囲が設定されています。極端なことがない限り、この範囲でほとんどの便器に対応出来るようになっています。
もし皆さんがネットで購入したものをリフォーム業者に支給して取り付けてもらうのならば、必ずLIXILならリトイレ、TOTOならリモデル便器を購入してください。
このことを丁寧に記述しているネット販売業者は少ないと思いますので、くれぐれも間違わないようにしてくださいね！