リフォーム業者ですがコンクリート打放し住宅の撥水材塗布工事もやります! part5 | リフォームを成功させるポイント from杉並区

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西荻窪の池しんです

コンクリート建築物やモルタル(タイル目地など)をコンクリートの天敵である酸性雨から守るには、コンクリートに遮水性能を持たせることです。
遮水効果が半永久的に持続する遮水材として、「MCファイン」をご紹介させていただきましたが、その効力のすごさを動画でご確認頂きましたでしょうか?
まだの方は是非ご覧ください。


「MCファイン」遮水性能試験動画

いかがですか?
コンクリートやモルタルは水に当たると表面が濡れ色になります。
これは、コンクリートやモルタルに水分が吸収された証拠です。
「MCファイン」を塗布した部分は全く濡れ色になりませんし、それどころか水をはじいているのがわかると思います。

それでは何故「MCファイン」は遮水効果が半永久的に持続するのでしょうか?

コンクリートやモルタルを遮水または撥水させる工法には2通りあります。
新設および既設コンクリート構造物を対象として、その耐久性向上や美観・景観の確保等を目的とする表面保護工には、表面被覆工と「MCファイン」に代表される表面含浸工の2つです。

表面被覆工とは、まずコンクリート表面にバインダーと言って撥水材がコンクリートに付着するように媒介材を塗ります。
いわゆる接着剤です。
接着剤は有機材のため、必ず経年劣化します。
どんなに優れた接着剤でもしかりです。
例えば、記憶の新しいところで昨年の12月に笹子トンネル天井板落下事故で5人の方がお亡くなりになりました。
この根本的原因は、天井板を吊るしていたアンカーボルトがケミカルアンカーというもの凄く強力な接着剤で固定されていたにもかかわらず、抜け落ちてしまったことです。
当然人的ミスですが、ケミカルアンカーという超強力な接着剤に対する過信もあったからだと思います。
有機材は必ず経年劣化することを忘れてはいけないのです!

次回は、「MCファイン」に代表される表面含浸工についてご説明させていただきます。
退屈な内容ですが、コンクリート構造物にとって非常に重大なことですので、次回も是非ご覧くださいませ。
宜しくお願い致します。