人前に出ると、
自分の意見が思うように言えない、
そして人に影響されやすいから
ブレないように「自分軸」を作りたい・・・！
と思って心を強くする方法などの
本やSNSを見て意識するようにしていました。
しかしその場になると、どうも緊張して
上手くいかない
「頭」で考えてしまって、
心がついていかずへんてこりんに
なってかえって上手くいかず、
不自然になったこともしばしばありました苦笑。
いやそれは私が悪い、
経験不足だからだ！
と思ってまた別の方法を試すのですが
これがまあ上手くいったりいかなかったり。
ブレブレじゃないか～！
と思うのですが、実は
ブレている。と自覚できるように
なったのは一歩前進なのです✨
なので「自分ブレてる」と認識
出来ている方、安心してください✨
ブレいるということに
気づくということは、
ブレていない自分を認識できて、
その中心に戻そうとすることが
できるということでもあるから
「自分軸」ガチガチにしてしまうと？
そうはいってもブレたくないんです。
自分軸を作って強くなりたいんです！
と思う方もいるかもしれません。
というか、私自身がずっとそう思って
生きてきました。
でもですね、
この自分の軸をガッチガチに
固めてしまうとどうなると思いますか？
例えば大きな地震が起きたとき、
硬いものは一緒に揺れなければ
その衝撃でバキッと壊れてしまいますとね
つまり固すぎると揺れや変化に
対応できなくなってしまうんです。
適度に揺れる柔軟さも必要ということ✨
大きな木は、
幹が太くてガッシリしていますが、
風が吹けば枝葉、時には幹も
一緒に揺れていますよね。
一緒に揺れるから折れないのです✨
適度に緩ませること
仕事に行けば、職場の顔、
友人といれば、友人と会う顔、
親になれば、親の顔・・・。
誰とどこで会うかで、
それぞれの顔になりますよね。
その場に応じて適応するということ。
それを「自分はこうなんだ！」と
固めてしまうと、
その場にあった氣になじめなかったり、
交流が起きづらくなるんですね。
私はこのタイプの典型で、
緊張してしまう自分を、
「よし！固めるんだ！」とガチガチにして
行くのですがどうもなじめない泣。
そんなとき東洋医学の先生に
教わったことは、
・氣を無理して使わない
・揺れるなら揺れてもいい
・話さなくてもいい
ということ。
場にはそれぞれ氣があり、
場に馴染むということは
その場の氣に応じることですが、
「話さなきゃ！」となると、
無理に氣を張ってかたくなって
しまっている状態。
揺れるなら揺れること。
場が揺れているとき、
一緒に揺れると、揺れているように
見えないんです。
むしろ揺れない！と
ガチガチになるから疲れるんです。
（軸がおかしくなる）
話すのが億劫なら、無理して
話さず他の人の交流を見て
自分はその場を楽しめばいいのです。
という話を聞いたとき、
なるほど～！！と妙に
感動してしまいました✨✨
私逆のことやっていたわ。
考えてみれば、
ブレない＝合わせない
ではなく、
自分の中心はあるけれど、
その人に応じてしなやかに対応できる人が
しなやかな強さを持つ軸のある人だな～と
ハッとしました。
でね、ここで大事なのは、
緊張しやすい人は
「自分は今緊張しているんだな～」
と気づいてあげること✨
気づくだけでいいんです。
そして無理して、
「緊張しないようにしなきゃ！」
と思わなくていいということ。
自分に気づいてあげることが、
気を緩める一歩となるのです
その繰り返しで慣れていくこと。
その先生は
自分はおしゃべりが下手だし、
別に人と話さなくていいタイプだから
飲み会に行っても話さない。
と率直に言ってましたが、
この率直さが好き
そして先生自分のことおしゃべり
下手っていうけど結構オモロイのですよ～♪
自分を受け入れているから、
自分らしさが出てその人の
魅力がでるのかもしれませんね
揺れるなら揺れればいいじゃないですか。
と先生のシンプルな言葉が
頑なな心を緩ませてくれました✨
ぜひみなさんも適度に揺れながら、
自分を緩めてみてくださいね
