鹿児島空港でレンタカーを借りて、

 

※前回のお話し

 

東に桜島を望みながら、

高速道路で薩摩半島を南下。

 

 

武家屋敷が残る街並みを抜けると、

 

※知覧特攻平和会館


南九州市(旧知覧町)に、

【知覧特攻平和会館】

が、あります。


かつての戦争では、
大勢の若者が特攻隊員として、
命を落としました。

その出撃拠点だったここには、
彼らの遺品や手紙が、展示されています。

※館内の撮影は禁止されています

以前、ここを訪れた時、
若い彼らの純粋な気持ちに、
そして彼らの希望を奪った、
戦争の残酷さに、
年甲斐もなく、涙しました。

今回、一番連れて来たかった、場所。

展示物を見つめる長男を、
離れて見ていました。
じっと立ち止まって、動かない。。。

何かを、感じとってくれたかな。


※特攻隊(イメージ)


特攻隊員たちが、
祖国防衛の美名の下に、

帰還を許されない、

人生のラストフライト。

残酷なラストフライト。。。


同じフライトでも、
かつての時代には、

こんなにも違うことがあった。
今の、この国の平和を、幸せを、
絶対に守っていかなくていけない。


※知覧特攻平和会館


知覧特攻平和会館を後にする、
長男の後ろ姿に、そんな決意を、
少しだけ、感じました。

今日、感じたこと、
いつまでも、忘れないで。

 

 

この知覧特攻平和会館の売店では、

関連する書籍も販売されています。

その時に買った本。

 

 

月光の夏

ピアニストを夢見た、

若き特攻隊員の悲しみ。

帰りの機内で、

泣きながら読みました。

 

 

昭和16年夏の敗戦

「虎に翼」で、航一が告白した、
総力戦研究所に関わった人たちの話。

これを読むと、逆立ちしても、

勝てないと分かっていた戦争を、

なぜしたのかと思います。。。

 

 

散るぞ悲しき

リーダーの鑑だった栗林中将が、

他の幹部に疎まれ、硫黄島送りに。

悪いヤツが生き延びるという、

戦争の不条理が。。。

※全て個人の感想です

 

※特攻隊(イメージ)

 

この夏、読んでみてはいかがでしょうか。

 

 

(つづく)