「無雙」

「天下無双の三英傑」信長・秀吉・家康
名古屋栄三越  特選画廊で2月28日~3月5日


右から家康、秀吉、信長。



「家」
家康の守ろうとしたのは代を重ねた松平の家だった。それは国全体を平定し、一つの家と見なして平和を維持する理想へと昇華した。



「舞」
信長は桶狭間の戦いに出る直前に「敦盛舞」を舞った。心胆に青白い炎を燃やす、信長の幽鬼のような立ち姿。



「婆娑羅」(バサラ)
跋折羅とも書く仏教語。
派手に飾り立てたり、奔放に振る舞ったりする室町、戦国時代に流行した風潮である。
信長の奇抜さもバサラであるが、信長は服装や行為にとどまらず、戦術や戦略の発想にまで思い至ったところが凡人と違うところである。



「城」
石垣の城づくりは信長が始めた。叡智を注いだ城郭は日本ならではの至宝。



「寒月」
名古屋徳川美術館蔵の家康遺品の香木の名。羅国(現在のタイ)・二百種名香。
冴え冴えとした冬空の寒月は、澄み渡った心境をあらわす。冷静な平常心。

◾️ギャラリートーク
「三英傑の足跡を訪ねて」
3月3日(日)  午後2時~3時

◾️書のリクエストライブ
2月28日~3月4日の午後1時~6時(有料)
家康の守ろうとしたのは代を重ねた松平の家だった。それは国全体を平定し、一つの家と見なして平和を維持する理想へと昇華した。
家康の守ろうとしたのは代を重ねた松平の家だった。それは国全体を平定し、一つの家と見なして平和を維持する理想へと昇華した。