
半年振りの高野山参り。
ケーブルカーで登って行くと、いまはまさに「青もみじ」のまっさかり、楓をはじめとする緑の競演が待っていました。
その中で最も目を楽しませてくれたのがイチョウの若葉です。
みずみずしい黄緑色の柔らかい色調が、いまの新緑の景色の中で一番輝きを放っていました。
高野山の中心である壇上伽藍の隣に蓮池があります。その池に映るイチョウの若葉が見事でした。
半年前には真っ黄色でダントツに目立っていたイチョウの木々が、いまは緑の絵画の中で全体の調和を奏でる絶妙の若葉を演じているなーという印象でした。
6月12日は「青葉まつり」、高野山では盛大に弘法大師空海さんの誕生日を祝います。
来年はご生誕1250年記念の年ゆえ、私も高松三越とあべのハルカス近鉄本店で「岡本光平 空海展」を肝いりで開催致します。
今日は一年先のそんな構想を頭に描きながら、萌える緑陰の境内を歩きました。





