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「蓮」 ……筆にこめた想い

泥の中に咲く蓮の花。

  泥   中   蓮   華

生命の象徴として、また古来からその清浄無垢な容姿は、仏陀の心に比されて崇められてきた。

ビルマ インレー湖畔においてたった2軒だけが、何百本という蓮の糸にして織っている希少な蓮布に揮毫した作品。
 
 
 
いよいよ明日から、開催です!!
この蓮布一つとっても珍しい織物です。「素材は作品の重要な要素」を持論とする作家ならではの逸品と言えます。
本来は、黄金の仏像が身にまとう衣として織られた布だそうです。
蓮の花を咲かせる自然の力、一本一本の糸に紡いで織る人間の営み、ゆったりと流れる時間の中で自然と人間が一体となった姿を、一枚の布の中に見ることが出来ます。
この布を求めてミヤンマーまで出かけた作家の思いもまた、時を超えたものへの憧憬でしょう。
 
この他にも、韓国の麻布、パピルス、奄美の泥染めの布、石垣島の福木染めの布など、作品にこめられた「墨」の輝きを様々な命の結晶が飾ります。
ぜひ、この機会にお楽しみください。


■名古屋 丸栄 美術画廊 「平城遷都1300年記念  岡本光平展」

■会期/4月8日~4月14日