とある会社の社長…
高級車に乗ってやって来た。
しかし…
その車を隠すように奥側に…
そこは店から見えない所。
「そんな所に止めなくても…」
私はそう言ったのだが…
「今、うちの従業員がいたんや…」
どうやら…
その高級車に乗っていることを…
知られたくないらしい。
そのためには…
底を擦りそうな場所にでも…
車を隠そうとする。
人の行動は面白い。
数日後…
今度は自家用車に乗って来た。
「汚れたんで洗って欲しいねん…」
私はちょっとイラッっとした。
点検や整備の車ならいい。
しかし…
それとは全く関係のない車…
それを口調は柔らかいが…
洗ってくれと言うのである。
恐らく、これは無意識。
無意識だからこそ質が良くない。
サービスは平等が当たり前…
他のお客様にはしていないサービス。
私的には…
洗車機は使ってくれてもいい。
「自分で洗ってください!」
というところである。
(結局、洗ったのだが…)
それでピンと来た。
こんなことを平気で言える。
要するに…
人の労力を軽く見ているのだ。
だから…
従業員に十分な施しをしない。
だからこそ負い目がある。
高級車を隠すのは…
その罪悪感が現れた形である。
どれだけ口で良いことを言っても…
行動が伴わないと意味がない。
「高級車に乗ってください!」
そう言われるような社長なら…
堂々と…
お客様駐車場に止められたはずである。
「なんでそんなことするの?」
最初はそう思ったが…
魅せられた訳なのである。
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