神のいたずら… | 空の宇珠 海の渦 

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-そらのうず うみのうず-
空海の小説と宇宙のお話

 

 

 

 

自らのエネルギー(波動)を上げる。




そうすると、ある現象が起きやすくなる。

 

 

 

 


それをイメージで説明してみようと思う。




下の図を見て欲しい。




神の世界とこの世を、簡単に書いたモデルである。

 

 

 

 

エネルギー状態が低いと、神の領域(高次元)からの距離が遠い。




その距離自体が、隔たりとして認識される。




何かが起きる可能性は低い。





しかし、エネルギー状態が上がると話が違ってくる。





エネルギーは常に揺らいでいる。





両方の揺らぎが一致すれば、繋がる事がある。




これが、神のいたずら…




突然繋がる現象であると、私は思っている。





その距離が近ければ近いほど、可能性が広がる。





例えば…




感動するとか、楽しむとか…




意図的ではないが、一時的にエネルギーが上がる。




簡単に言うと…




それは、天に向かってジャンプするようなものだ。




そうすると…




揺らいだ波の何処かが触れる。




触れる事は、繋がる事である。




一瞬触れ合うこの状態。(時間的には長く感じるかも…)




これが、繋がった状態のイメージである。





それとは別に…




自らの意志を持って、エネルギーを上げる…




これは、意図的に繋がろうとすることである。





エネルギーを高めておけば、繋がり易い。




それが良く分かるのではないかと思う。





実際には、上と言っても天ではない。




次元の扉はすぐ目の前にある。




この辺りは、個人個人でイメージが違うかも知れない。




繋がり方も、人それぞれだと感じる。




しかし…




「エネルギーを高めておくと繋がり易い…」




これは共通して言える事ではないかと思う。





神は時々いたずらをする。





興味が湧いたり、面白がったり…




神秘現象は突然起きる。

 

 

 

 

しかし、それも準備ができていてこその話だ。
 

 



そこはしっかり見ておられるであろう。





エネルギーには形がない。




器の中のエネルギーを、飴細工の様に伸ばす。




意識的に向かう時は、そんな感じもする。




沢山の量があるほど、伸ばす事が出来る。

(どちらかと言うと押し上げる感じだろうか…)




器が大きくエネルギー量が多いほど…



可能性は広がる事になる。





更に上に向かうには…




器を高いエネルギーで満たす。




これが理想の形だと言える。




このプロセスには終わりがない。




あるとしたら…




全てが一つになることだけである。