夢の世界の実現… | 空の宇珠 海の渦 

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-そらのうず うみのうず-
空海の小説と宇宙のお話

 

 

 

 

 

私的な理想の世界…




ベーシック・インカムが導入された場合、




問題となるのは一人で生活している方だ。




特に働けないお年寄りになるだろう。




しかし、本当に働けないのであろうか?




「働く場」がないだけではないだろうか?







誰でも…




一人で生きて行くことは難しい。




しかし、沢山の人が集まればどうだろう。




一人に一ヶ月6万円。




しかし、50人集まれば300万円になる。




全て込み込みで300万。




出来ない話だろうか?






プライベートを確保できる住まい。




アパートやマンションの様なものになるだろう。




生活する場を提供するのである。





当然、そこには医療に関わる者が必要になる。





医療費は完全無償化。





医師や看護師などの資格を持つ方も必要になる。





食品の提供は自分たちで賄う。




農業に関わる者も必要になる。




日常品の店舗なども必要である。




それでも、全てが自給自足にはならないだろう。




しかし、それに近い状態を保つ事で費用を抑える。





最大の問題は「税金」である。





固定資産税などの「生きて行く場」に経費がかかる。





それでは、理想の世界は実現できない。





国は人々に「生きて行く場」を提供することになる。




国が持っている必要は無い。




全てを提供するのである。






ここまで書くと…おや?と思うだろう。




そうなのである。




これは古き良き日本の姿なのである。




小さな村…




診療所やお店…



カフェなどの憩いの場…




農業に携わる者…




家具などを制作する者…





それぞれが出来る事を提供して、サイクルを生み出す。





身体が動かせる者は、何かを提供する事になる。





そこに年齢は関係ない。





「出来る事をする」だけである。






最後にフリーエネルギーの実現である。




これが、世に出てくると、光熱費がかからない。




全ての物価が下がることになる。




世界が一変する起爆剤となる。




これが決め手になるであろう。





ざっくりと書いて見たのだが…




これが、「わくわくの郷」構想である。




基本は「提供する」事にある。




それぞれが、出来る事を提供する。




このエネルギーを回し、上昇させるのだ。




そこに執着は存在しない。




楽しく生きて行くことだけが、目的になる。




楽しく生きれば、病気もなくなる。




幾つになっても働ける。




そんな世界の実現である。




これが私の理想の楽園…



「わくわくの郷」



なのである。