過去との対話… | 空の宇珠 海の渦 

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-そらのうず うみのうず-
空海の小説と宇宙のお話

 

 

 

 

出てくる出てくる…


いろんな物が…


押し入れの中から…



こんなのも、あんなのも…


あったんだ…




驚きと同時に感じるものがある。



断捨離…



それは、一種のタイムトラベルでもある。




大昔に描いた漫画の原案とか…



設定集とか…



一瞬見るが、すぐ伏せる。



まともには見ていられない。



いろんな意味で…である。



書いた時の感情や記憶…



重すぎるのである。




だが、同時に過去の自分と対話をしている。



そんな気がしてくる。



「今、結構おもしろいことになってるよ…」




時代は変わっていく。




あの頃はインターネットもなかった。



誰もが自由に作品を発表できる「場」もなかった。




処分しながら、語りかけている自分がいる。



過去との決別でもあり、過去の自分との対話である。




「悩むことなんてない、時代は変わる」



あの頃の自分に、そう言っているような気がした。



「ショートストーリー時の扉」の様に、



過去の自分が癒やされていく気がした。




部屋の中を引っかき回すので、お香は必需品である。



窓を開けて、全てを入れ替える。



今の自分も、過去の自分も変わって行く。




断捨離は面白い体験である。



皆さんにも是非お勧めしたい。



変わるなら身の回りから。



これは有りだと思う。