断捨離の意味って… | 空の宇珠 海の渦 

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-そらのうず うみのうず-
空海の小説と宇宙のお話

 

 

 

 

 

どういうわけか…



大掃除が始まってしまった。



成り行きに任せておくと、どんどん物が減っていく。




「う~ん…」




先日から溜めていた本の処分。




近所の古本屋さん二カ所に分けて搬送。




300冊前後。



だが、1冊5円ほどだろうか?




しかし、これは金額ではなく…



むしろ、自らの執着の方が大きい。




どちらかというと、物を集める方が多かった。



その結果が、今の状態である。




この状態は、自分が創り上げたと言える。




本だけに終わるのかと思いきや、それだけではなかった。



今度は他の物まで捨て始めた。




「なるほど…」



そこで、私は気付くのである。



物に引っ張られていた現実がある。




波動を使う練習をするのは良いが、



他にもすることがあるだろう?



そう言う事である。




しかし…



物を捨てる事が、こんなに楽しいとは思わなかった。




「物を大切にしなさい!」



小さい頃からそう教わってきたのである。



その根本をはき違えてきた。



そう言う事だろう。




物を大切にするとは、



後生大事に持っておくことではない。

 

 

 

 

自らの波動が上がれば、必ず必要のないものが出てくる。




必要がなくなった時は、手放すことも必要なのである。



「ありがとう」



今があるのは、その物たちのおかげでもある。



お礼を言って、感謝の心で手放せば良い。





物もエネルギーである。



物も分解され、宇宙に帰る。



そして、生まれ変わる。




店に並んだ本は誰かの手に渡り、



新たな宇宙を創造する。



それで良いのである。




そして…



私の身体にも明らかな変化が起きている。




どんどん軽くなるのだ。



この感覚を味わえたことはうれしい。




断捨離とはこういうことか…




エネルギーレベルでも体験する事が出来た。




「そのために今まで溜めていたのか?」



私は逆に聞いて見る。



その答えは返ってこないが…



笑われている感じがする。




しかし、まだまだ終わりそうにない。



本もまだ沢山ある。



来週いっぱいは、かかりそうである。



また、何かが始まる予感がするのだ。