トランスジェンダーと魂 | 空の宇珠 海の渦 

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-そらのうず うみのうず-
空海の小説と宇宙のお話






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日本人の13人に1人がLGBTだと推計されている。


今年も3万人超のLGBTが、新卒で就職活動をしている。


レズビアン・ゲイ・バイセクシュアルの4割、


トランスジェンダーの7割が求職の際、


セクシュアリティにまつわる困難を感じている。

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このような記事を読んだ。


私も、トランスジェンダーの話を「心の扉」で書いた。


平安時代と雖も必ず存在した筈だからだ。




小説の内容も、これから書く記事も、私の個人的な考えである。



私的には、心と体は別のものだと考えている。


よって、トランスジェンダーは必然であるし、誰の心にもあると考えている。


男の心と、女の心がである。


それがなければエネルギーが生まれないからである。


この世は二極。



相反するエレメントが生み出す極彩色の世界である。



魂の修行というのが存在するとして…


トランスジェンダーの生き方は困難を極める。



それは魂のレベルとしては、高いレベルにあることを示す。



魂にとって、レベルの高いミッションなのだ。




それはどういうことかというと…


そのミッションを完了するためには、


かなりのエネルギーが必要だからである。



そのエネルギーは誰が生み出すのか?


勿論、その本人である。



平凡な生活では、絶対に生みだせないエネルギー。



そのエネルギーはどこに行くのか?


それは神様が知っている筈だ。



人の本来の姿が魂であるならば、その選択は間違っていない。


困難の先には必ず喜びがある。



今、不幸せだからと言って落胆する必要は無い。


切り取った断片だけでは、全てを判断出来ないからだ。




起業して会社を立ち上げ、成功する。


(何をもって成功とするかは個人によるだろう…)


だがその後に会社が倒産し、多額の借金を背負う。


これは良くある話だ。


成功したときの断片は、過去の栄光に終わる。



死の間際に人生がリフレインされるという。



その時に初めてミッションの結果が分かるのだ。


その合否は他人には絶対に出来ない。



だから、人の言うことを鵜呑みにしてはいけない。



良く判断して、自分で決める事が必要なのだ。



その答えは自分の中にしかないのだから…


人には決められないのだ。



科学が進み、命の選択が広がった時、


トランスジェンダーそのものがなくなるかも知れない。



だが、それはまだ先の話だ。



まだ、困難は多いけれど、今が必ず礎となる。



罪悪感に囚われる必要は全くない。


自らの生き方を否定せず、人生を楽しんで頂きたい。


私自身はそう思っている。