この4月の初めから、AbemaTVというのが始まった。
「朝まで生テレビ」
みたいなものをやっていたいたので見てみた。
お題が「A・I」のことだったからだ。
田原総一朗さんとか、堀江貴文さんとか面白いメンバーであった。
その中で『ベーシック・インカム』という話が出た。
社会保障制度を見直し、新しい制度を作る。
その制度のしくみの一つのようだ。
最低限所得保障の一種で、
政府がすべての国民に対して
最低限の生活を送るのに必要とされている額の現金を
無条件で定期的に支給する…と
ウィキペディアにはこう書かれていた。
現在の年金、生活保障などを廃止し、国民一人当たり平等に
給料のようにお金を分配する事のようだ。
これは、なかなか面白いと感じた。
現在の制度は所得に応じて貰える額が違う。
この制度は…
生まれた家が金持ちであろうが、貧乏であろうが同じなのだ。
これを貰った上で自由な職業を選べばいい。
最低スタートラインが上がるのである。
今の制度よりは、確実に平等に見える。
これをした上で、全ての教育を無料化できれば理想に近い。
「貧乏だから塾にも行けなかった…」
「大学に行けなかったから…」
と絶望することも、言い訳することも無いのである。
全ては自己責任だ。
皆が同じ条件なのだ。
未来の選択は自分で決めればいい。
それを間違えたからといって、生活できないということはない。
今よりも社会不安は解消されるだろうと思う。
国民一人当たりだから、一人10万なら10人家族は100万円。
家族が増えれば収入が増える計算になる。
少子化問題も解消に向かうかも知れない。
社会保険庁や年金機構に人は要らなくなり…
スリム化が期待できる。
マイナンバーが振られた今では…
市や町でも管理できるのではないだろうか?
この制度は外国では検証が始まっているらしい。
労働意欲が高まったという報告もあるらしい。
固定収入があるなら皆がやりたいことが出来る。
それだけやっていればいい訳だ。
なかなか、素晴らしい制度であるとは思う。
出来れば実現して欲しい。
だが、問題は財源だ。
私達の国は、利権というシロアリに囓られた大木のようだ。
今にも倒れそうになっている。
倒れるまで待つか、今すぐ切り倒して種を植えるか…
それは私達が決める事であろう。
だが、AbemaTVなかなか面白いぞ!
分け与えた後には、新しいものが生まれるのだ。