
簡単に言うと、「ワクチンの効き目がどのくらいあるか調べる検査」です


人間でも耳にすることがありますよね。「風疹の抗体価」を調べて、低かったらワクチンを打った方がいい、とかナントカカントカ。
それとまったく一緒です

空の木では、病気などが理由でワクチン接種をさけた方が良かったり、ムダ打ちを減らすために、わんちゃんの「抗体価検査」を取り入れています

調べてみると、効果の持続期間はさまざま。
1年で効果が落ちて来るコもいれば、何年も持続する子もいたりします

百聞は一見にしかず。
こちらは毎年ワクチンを接種していた3歳齢のわんちゃんの抗体価です


「CDV(ジステンパーウイルス抗体)2560倍以上、CPV(パルボウイルス2型抗体)1280倍以上」という結果です。
それぞれ、CDVは640倍以上、CPVは160倍以上あれば発症を防御できる抗体価ですので、このわんちゃんは「今年はワクチンを打たなくていいですよ、また来年調べましょうね」ということになります

抗体価は少量の血液を採取して検査センターに出すことで簡単に調べられます

ワクチンには「病気にさせない・病気を蔓延させない」という大切な役割がある一方、目に見えない副作用も懸念されるため、打たなくていいなら打たない方がいいのです。
でも「副作用がいやだから打たない」だけでは、現在沈静化している病気も、いつかまた流行りだしてしまいます。
人間の風疹も近年大流行しましたよね

それと同じことが起こってしまいます。
(人間の風疹に関する厚生労働省のHP→こちら)
そこで、オススメなのが「抗体価検査」

これをすることで、「本当に必要なワクチン」だけを打つことができます

お値段はこちらを参考にしてください。→空の木料金表
抗体価検査をオススメするケース






抗体価検査をオススメしないケース



また、空の木界隈にお住まいのわんちゃんではパルボとジステンパーのみ調べておりますが、アデノウイルスが発症している地域にお住まいの方は、こちらも調べた方がいいと思います。
「抗体価検査」ぜひ取り入れてみて下さいね

