去年の暮れ、中古でお迎えしたDDPボディですが、腕とお尻に色移りがありました。
当方のショップ花月堂にて補修用UVレジンを発売していた事もあり、補修してみました。
最初は色移り部分の上から直接レジンを盛って整形し、お手軽に隠せないか試したのですが、
う~ん、目立たない程度に隠す事は出来るのですが、よく見ると分かってしまいます。
その時のツイートがこちら。
「おのれにっくき色移りめッ そらのが成敗してくれるわ!」
— そらの@人形師見習 (@aonoaosora) December 5, 2020
中古でお迎えしたDDPボディに結構派手目の色移りが有ったので、補修用UVレジンで隠せるかやってみました。
薄くレジンを塗って
サンドペーパー400→600
目立たない程度には隠せる・・・かな?
次はがっつり削ってやってみます。 pic.twitter.com/LTIT1gWN7P
で、今回は色移り部分を削り取り、補修用UVレジンで整形する所までやりました。
まずは最初の状態。
赤と黒系のインナーだったのでしょうか、サンドペーパーで擦ったぐらいではびくともしない色移り。
腕はこんな感じでした。
お尻は服を着れば見えなくなりますが、腕は結構露出する部分でなんとかしたい所。
まずは色移り部分をリューターでゴリゴリ削ります。
回転数が高いとソフビが溶けて変質するので、低回転で根気良く。
関係無いですが
削りカスが出る作業をする時は下にタオルを敷くと、落ちた削りカスが舞い上がらないので作業効率が良いです。机周りもあまり汚れません。
写真で分かる通り、結構深くまで削らないと色の部分は取れませんでした。
補修用UVレジンを塗ります。今回はセミホワイト色。
流動性が高いので、塗って少しすると滑らかに馴染みます。
そこでUVライトで固めます。
厚く塗ると内側が硬化しないので、薄く何回かに分けて固めます。
今回は5回くらい盛っては固めてを繰り返しました。
腕も同様に。
金やすりで大まかにアタリを付けるように削ります。
サンドペーパー400番と600番で仕上げます。
素材が違うのでペーパー掛け直後は違いがはっきり分かります。
削りカスを落とし、UVカットクリアーを吹けば綺麗に仕上がります。
これで元通りの綺麗なお肌になりました。
うん、水着も大丈夫だね!
色移りをなんとかしたいけど新品パーツ買う程じゃ無いな~って方は試してみて下さいね。
補修用UVレジン、ボークスセミホワイト近似色、ボークスフレッシュ近似色、花月堂にて販売しております(^_^;)
それでは、皆様充実したドールライフを!