ラーチ*自信 | Hibiki in Kobe*海の見える隠れ家サロン奏喜(ひびき)

Hibiki in Kobe*海の見える隠れ家サロン奏喜(ひびき)

2024/3/9をもちまして〖海の見える隠れ家サロン奏喜 Hibiki〗のHPを閉じました。長きに渡りHPにアクセスを頂きありがとうございました。
尚、アメブロでは引き続き植物やフラワーエッセンスを主に取り上げています。

こんにちは^^

 

窓から差し込む陽射しが柔らかな神戸です。


その温かさに思わずまどろんでしまいそうな午後を過ごしています。

 

昨日 サロンのブログ内で上位にあがっていたのが

昨年4月の「自信がない。。。。フラワーエッセンス」の記事でした。


今までも時々読んでいただいているようで、ありがとうございます。

 

 

 

その時にも書いていますが、

 

「自信」という言葉には、自己評価、自己肯定感、自尊心、自己効力感、自己有用感のように、たくさんの言葉があり、漠然として、つかみにくいものですね。

 

自信がないという状態も色々です。

 

・うまくいかなかった経験からまた失敗するのではないかと、自信が持てない。


・自分の容姿や存在に自信がない。


・内気で、自己表現することに自信がない。


・自責の念が強く、自分を過小評価し、自信が持てない。


・自分の考えや判断が間違っているようで自信がない。


・荷が重すぎると感じ、突然自信がなくなってしまった。

等々

 

「自信」をキーワードとするエッセンスはとても多く、前ブログで揚げたエッセンス達もその一例です。

 

バッチフラワーで「自信」といえばまずラーチが浮かびます。

 

他人と比較して劣等感に苦しんでいる人失敗することばかり考えてしまい物事にチェレンジすることができない人の助けになるバッチフラワーです。

 

 

ラーチはマツ科カラマツ属

和名はオウシュウカラマツ

 

花は4~5月、雌花、雄花とも同じ木に咲きます。


雄球花は黄色で下に垂れ、雌球花は赤色で直立し、それが松ぼっくりとなります。


この木は心優しい女性の精が宿るといわれ、家のまわりに植えられたり、建築材として使われてきました。

 

 

ラーチは丘陵地や森林の端などに30~40mほどにほっそりと伸び、とても成長の早い樹です。

そして針葉樹の中では数少ない落葉する樹です。

 

カラマツは根張りが弱いので倒木することも多く、太陽の陽があまり当たらないとすぐ萎えてしまう弱さがあります。

一方、厳寒のシベリアのタイガとよばれる森林でも多く生息しています。

 

マツ科の中でラーチは弱そうでもあるのですが、厳しい環境に適応して耐え抜く強さも持ち合わせています。

 

日本では富士山の最も高い地域に生育しているのがカラマツです。



ご存じの方も多いと思いますが、海抜高2,500mあたりで、高木林から低木林に様変わりし、ハイマツらしきものの姿が見えます。


 

富士山が比較的最近まで噴火を繰り返していたまだ新しい山であることや完全に独立峰である故に、ハイマツのタネがまだ入って来られないことが挙げられます。


 そこで、その空席を埋めるように、カラマツが亜高山帯から森林限界を越えて登ってきた、ということです。

 

カラマツもまたパイオニアプランツとしての強さを備えていますね。

 

 

そんなカラマツ属のラーチから作られたバッチフラワーは困難と思えることに立ち向かい、それを乗り越えることによって人は強く美しくなることを教えてくれます。

 

このエッセンスを必要とする時は

他人より劣っている、自分にはできないと決めてしまって試してみようとしない時です。

 

とてもデリケートで、自分の中にある消極的な発想に抵抗するだけの意志の強さが発露しない状態なので、

体験を通して変化するというチャンスを逃してしまい、人生を十分に生きることができません。

 

人生から得られる最上の贈り物を自ら遠ざけようとしているともいえますね。

 

 

ラーチは自分自身に加えている制限を解き、固定観念を捨てて潜在能力を表現できるよう助けてくれます。


天賦の才能に気づくのですね。


ものごとに対し「ゆとりのある」見方ができるようになり、どんな状況にも対応できるような「自信」をサポートしてくれるラーチです。

 

 

最後までお読み頂きありがとうございましたコーヒー


参考文献

『Bach Frower Remedies』
Julian Barnard 著

『心を癒す花の療法』
ノラ ウィークス 著
林 陽 訳

『バッチの花療法』
シェファー M 著
林サオダ 訳

『フラワーエッセンスレパートリー』
パトリシアミンスキー/リチャードキャッツ 
王 由衣 訳