こんばんは☆
今日サロンにお越しくださった方から栗のエッセンスはありますか?とご質問がありました。
バッチフラワーレメディにスィートチェストナットがあります。
スィートチェストナットは西洋栗。
西洋栗は古代ギリシャでゼウスに捧げられたと言われています。
バッチフラワーレメディの38種類の植物の中で最後にレメディとして作られたスィートチェストナットです。
其々のレメディには感情状態に適応した特定の苦悩や問題がありますが、すべてのレメディの指標である感情のバランスを崩した状態を合わせて非常に激しく増幅させると、この最後のレメディ スィートチェストナットの状態になるといわれています。
バッチ博士に関連する本を読んでいると、このスィートチェストナットのレメディを作った際に、バッチ博士自身が非常に大きな苦悩を抱えていたことが伺えます。
スィートチェストナットのレメディを必要とされる方は生き方そのものの大きな変化、変容を求められている時です。
今までの人生観や世界観が通用しなくなり、行き詰っている状態の中で自らの根底にある部分が揺らいでいる深い苦しみを感じている時といえます。
例えば
災害で家屋を失った、突然失業してしまった、大切な人を失った、生命を脅かす病気を体験しているなど状況は様々ですが、
・生きているのが辛いと感じてしまうような深刻な危機を感じている。
・どん底の暗闇の中をさまよっているような苦痛を感じている。
・自分の忍耐力を超えてとても苦しい。
・希望が見いだせずこの世の終わりのように感じてしまう。
そんな苦悩を自分だけの胸にしまっていることもあるのではないでしょうか。。。。
もうこれ以上どうすることも出来ないと分かっていて、自分ではどうすることもできないが何とかして今の状況から抜け出したいと救いを求める時。。。
「魂の暗闇」と呼ばれる種類の深い苦悩に光を灯してくれるレメディです。
このレメディの効果としては
内面が変化変容していく難しい時期を、自分を見失ったり、挫折したりすることなく乗り切れるようにサポートしてくれます。
その結果
・逆境の後には新しい可能性があることを確信できるようになった。
・苦しかったことが、実は自分を成長させるためのギフトであったと理解するようになった。
・再び、未来に希望が持てるようになった。
そんな感想をお伺いすることの多いレメディです。
「古い自分」が象徴的な死を経た後、その向こう側にあるのは新たな自分の再生です。
苦悩と象徴的な死の向こう側には新たな生命が息づいています。
自らを苦しみの中に追いやるのではなく「高い力」に身を委ねることもできるようになるのではないでしょうか。
最後までお読み頂きありがとうございました。
佳き週末を過ごされますように
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参考文献
『Bach Frower Remedies』
Julian Barnard 著
『心を癒す花の療法』
ノラ ウィークス 著
林 陽 訳
『バッチの花療法』
シェファー M 著
林サオダ 訳
『フラワーエッセンスレパートリー』
パトリシアミンスキー/リチャードキャッツ
王 由衣 訳