Hibiki in Kobe*海の見える隠れ家サロン奏喜(ひびき)

Hibiki in Kobe*海の見える隠れ家サロン奏喜(ひびき)

「日常生活を笑顔で過ごす」をコンセプトに、
フラワーエッセンスなど、心とからだに優しいセルフケアのご紹介をさせていただいてきたサロンです。
2025年12月12日をもちまして、ブログ更新を終了いたしました。
ブログをお読みくださった皆様に心より感謝申し上げます。

お立ち寄りくださり、ありがとうございます。

 

先月、少しのあいだ旅に出ておりました。

 

帰りの飛行機の窓から空を眺めているうちに、

先送りにしていたいくつかの事柄に、ようやく心が整ったように思いました。

 

その中のひとつである “このブログについて” のご報告です。

 

 




 
昨年ホームページを閉じた際、連絡窓口としてこのブログを残しておりました。
 
その後、サロンは完全にプライベートな空間へと戻り、
エッセンスの活動も別の流れの中でゆっくり続けております。
 
また、ブログの更新には一定の時間とエネルギーが必要であることも踏まえ、
今回の投稿をもちまして、ブログの更新を終えることにいたしました。
 
とはいえ、皆さまの投稿を拝読する楽しみや、
Google・Yahoo!などの検索から訪れてくださる方がいらっしゃることもあり、
アカウントと記事は当面このまま残しておくつもりです。
 
 
「海の見える隠れ家サロン 奏喜(HIBIKI)」のスタッフブログ【日々是好日】を始めたのが10年前。
 
このブログは9年の月日を重ねました。
 
サロン立ち上げ当初、HP担当者から「ブログは必須ですよ」と言われ、
メンバーと一緒に「何を書けばいいんだろう?」と首をかしげたことも、今となっては懐かしい思い出です。
 
 
拙いながらも、ここに綴ってきた文章を読んでくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。
 
長い間、本当にありがとうございました。
 

 

 
 
最後のブログの締めくくりに、葉加瀬太郎さんの楽曲『Another Sky』を選びました。
 
それぞれの方の心にある「もうひとつの空」。
 
皆さまのAnother Skyは、どんな風景でしょうか。。。
 
 
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
 
どうかお元氣で、やわらかな風のような日々をお過ごしください。
 
ゆか拝
 
 
 
 

立ち寄りくださり、ありがとうございます。

 

出張先から主人が帰宅し、わが家にようやく“いつもの生活音”が戻ってきました。

 

そう、あの「ドアを開けたまま歩く音」や、

「なぜそこに靴下を置くのよ.......」という、妙に懐かしい“生活音”。

 

 


この数週間、主人から届いたのは自撮り写真ばかり。

 

風景だけなのは珍しく、オーロラが見えたなんて、ちょっと羨ましい。

 

 

そして、時々混ざる食事の写真は、なぜかいつも少しブレていて......

「あぁ....急いで食べようとしてるんだな.....」と、思わずその姿が目に浮かんだり。

 

そのブレ具合こそが“元気に生きてます”の証らしく、むしろ安心したりしたものです。

 

 

 

 

 夜中に鳴るライン通知音にふと目が覚めて、
なんだか、部屋が急に広くなったように感じたり。
 

シニアになった今では、長く離れていると、その静けさが少しだけ心に入り込みました。

 


帰宅した主人がぼそりと

「家の灯りが見えるとホッとするなぁ」

と言ったので、こちらもじんわり。


 
それでもしばらくたつと、
「いや、私はそういう意味で言ったのでは…」と、
また小さな“食い違いの芽”が、気づかぬうちに顔を出してくるのだから面白いものです。
 
育てているつもりはまったくないのに、この芽だけは毎年元気に育ちます。
 
"戦友"のような安心感は増えたのに、どういうわけか意見の食い違いだけは、昔のまま。
 
夫婦って、手がかからないところと、
なぜか永遠に“調整中”のようなところが仲よく同居していて、なんとも不思議です。


夫婦がいつまで一緒に元氣に過ごせるのかは、きっと神様にだってわからないはず.....
 
そんな思いがふと胸をよぎり、
何でもない一日を「日々是好日」とそっと味わった夜でした。
 
 
 
 
温かな夜を過ごされますようにコーヒー
 
最後まで読んでくださり、ありがとうございましたクリスマスツリーゆか 
 
 

立ち寄りくださり、ありがとうございます。 

 

空気が澄み、色づいた木の葉が静かに散りゆくこの季節。

 

一年という時の早さをあらためて感じます。

 

 

今年は、母と親友の旅立ちを相次いで見送るという、忘れがたい一年でもありました。

 

「出会うものは必ず別れ、あらゆるものは移り変わっていく」

 

ご住職がご自分自身と母との思い出を交えながら語られた、

「無常観や会者定離などの『この世の理』」のお話が、折にふれ胸に浮かびました。

 

変化に逆らおうとすると心は軋み、

受け入れたとき、ようやく深い息ができる。

 

今年の私は、その感覚を何度も味わったように思います。

 
 
 
母の遺品整理の時に、古い小さなノートが出てきました。
 
兄と私のそれぞれの成長を綴った育児日記でした。
 
黄ばんだページをめくりながら、
そこには記憶にはない幼い自分が今も静かに息づいているようで、胸が温かくなりました。
 
その出来事をきっかけに、私は【自分史】をテーマに、
バッチフラワーを使って、自分の歩みを振り返るセルフワークを始めました。
 
 
 
このワークは20年ぶりで、当時、かなりの日数がかかったように思います。
 
誕生時から現在まで、人生のサイクルごとにエッセンスを選ぶ作業は、
思っていた以上に時間がかかり、時には胸がざわつくこともありました。
 
けれど半年後、その記録を読み返したとき、
 
高校時代の自分にまだ痛みを感じていた私を、
今の私は、
そっと抱きしめるように受けとめていることに気づきました。
 
 
痛みが消えたというよりも、
その痛みが「今の私を支える力」へと静かに形を変えていたように思います。  
 
 
 
 
バッチフラワーは薬のように身体の症状に直接作用するものではありません。
 
植物のエネルギーが心や感情に穏やかに触れ、
本来もつ治癒力や適応力を思い出させてくれる「静かな伴走者」のような、
セルフヘルプのひとつのツールだと思います。
 

今日は自分のために【ハニーサックル】を選びました。
 

 

【ハニーサックル】は、自分にとって「良き記憶」も「心地よくない記憶」も、

過去と穏やかに折り合いをつけながら、今を生きるようサポートしてくれる存在です。

 

過去を手放すとは、

いつの間にか固く握りしめていた掌をふんわり開き、

その手の本来のぬくもりをそっと思い出すことなのかもしれません。。。

 

 
 

どうぞ皆様もお元氣に師走月をお迎えください。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございましたコーヒーゆか