ご無沙汰しています
今年2月の定期検診の折、
すぐには受けとめきれないことがふたつ重なり、
ご報告が今になってしまいました。
この期間、このブログに、
(多くの方がご覧くださるという状況の中で)
書くということについて、
また書き方についてずっと考えていました。
そしてようやく私の中で考えがまとまり、
(改めて、現地点で書ける書こうと私が判断したことを書き)
やはり経過のご報告はしていこうと思いました。
2024年2月定期検診
(夜間のみコルセット、前回より7か月経過)
コルセットなし
上:19.5°
下: 8.1°
2023年7月(前回)
コルセットなし
上:16.5°
下: 7.5°
コブ角は少し増えていましたが、
想定内、まずまず良しというところでしょうか。
2月の定期検診までの7か月間、
最初でこそ娘さんは日々の姿勢など気をつけていたようですが、
徐々に日中も背中を意識することなく生活していたようです。
高校へは激重のリュックを背負い、
(一日平均30分くらい?)
体育の授業ではテニス、マラソンや、
マット運動まで!
シュロスベストプラクティス(運動療法)は、
夜、これまでと変わらず続けていました。
そして、今回、5月の定期検診では、
なんと!
コルセットあり
上:7.3°
下:ー10°
コルセットなし(前日夜より外す)
上:8.5°
下:1.9°
捻じれもコブ角同様半分ほど減少とのこと。
しかし、これには理由がありまして…
実は事情があり、
2月から5月のこの3ヵ月弱の間、
娘さんは日中もコルセットをすることになり…
シュロスベストプラクティス(運動療法)を学べる院を探し5回ほど通い、
毎夜の運動療法中は私も一緒にチェックし、
背中ほぐしも再開し…というような生活を送っておりました。
プラス娘さん、コルセットをしながらもコルセットになるべく頼らず、
授業中もシュロス法で教わる良い姿勢を保つよう意識していたようです。
聞けば体育までコルセットを着けており、
なので、お風呂以外は着けていたという徹底ぶりでした。
また、2月の定期検診では、
ゲンシンゲンも大胆に調整。
高校2年生になる娘さんに合わせて、
ゲンシンゲンが背中で縦に切断され、
胴回りを1.5cm大きくしていただいておりました。
傷んでいたベルトも新調され、
くたびれていた様のゲンシンゲンが
よりスタイリッシュになってよみがえりました。
背中部分に隙間ができ熱を逃がせられるよう感じられるのも嬉しく好印象でした。
中学1年生から4cm~は伸びている身長、
高校生になってそれなりに変わりゆく体形。
切ったり足したり伸ばしたり、
中学1年生からずっと同じゲンシンゲン。
驚きです。
ちなみに2月の定期検診でも
ゲンシンゲンの新調を申し入れたのですが、
院長先生は、「美容にはなるけれど…」とつぶやいた後、
これまでのゲンシンゲンでの改良で対処してくださいました。
そして、院長先生は今回5月の経過を見て、
「39°まであったしね、(今回)コルセットでこれだけ動いているので、
22歳頃まで夜間、寝るときはコルセットしておいた方が良いでしょう」
との見通しをお話しくださいました。
「運動はなんでもしていいよ」とも。
実際、分断後のコルセットは分断前より
矯正されるようになっており、
中央に整っていた背骨の正中線が3カ月弱
フルコルセットで過ごしていたため
また少し傾いてしまいました。
なので今後(6か月間)また昼間
コルセットを着けずに過ごしたら、
正中線が中央へ整ってきて、
そうしましたら6か月後の定期検診では
その分のコブ角もまた増えているとは思います。
高校生になってもこのように脊柱は動くのですね。
色々思わぬ展開となり、
娘さんにとっては大変な3カ月でしたが、
頑張ったことが結果にも繋がって、
今はとりあえず安堵しています。
側弯症との長いおつき合い本当にいろいろありましたしありますが、
コルセット完全卒業までまだまだある道のりです。
引き続き見守って参りたいと思います。