前回の投稿で

「元気なアルツ君でいてくれないと困る!」と書いたのですが

その願いは届かずショボーン

 

その日、夫は腹痛を訴え続け

最後には「死んじゃうかもしれない」とか言い出したので

救急外来へ連れて行きました。

 

案の定、救急外来では自宅で訴えていたほどの痛みはなく

「どこが痛いですか?」「どんなふうに痛いですか?」などなどの問診にも答えられず

医師も困り顔。

CTを撮っても痛みの原因となりそうな所見は見られず

結局、痛み止めだけが処方されて帰宅しました。

 

それで安心したのか、翌日は落ち着いていたのに

火曜日の午後、またお腹を抱えて「痛いよ~、助けて~」と言い出したのです。

で、今度はかかりつけの病院へ。

ガスが溜まっているかも・・・と胃腸の調子を整える薬と便秘薬を処方され

翌日は山盛りの💩が出て、顔もすっきり。

 

でも・・・

木曜日はまたダメ

 

なぜか1日おきに症状が出て

その都度、荒い息をしながらお腹を抱え、

「痛いんだよ~、助けて~」と

そして、どうにもならないと、

壁に自分の頭をぶつけたり、自分のほっぺたを叩いたりガーン

 

困り果てた私は

そんな彼の様子を動画に撮って、かかりつけ医に相談しました。

 

初めて見る彼のそんな様子に先生も驚いて

連携している基幹病院に連絡。

予約外で対応してくださることになって

動画と発病からの経緯を書いたメモを握りしめて私だけ基幹病院へ。

 

初めてお目にかかった精神科の女性医師はとっても話しやすく、

親身になって彼の様子や私の気持ちを聞いてくださり

どうするのが彼にとって、そして私にとっていいのか一緒に考えてくださいました。

 

で、出した結論は・・・措置入院。

 

多分、本人には何らかの違和感や痛みがあるのだろうけれど

それがうまく伝えられない

そのイライラが自傷行為になって出てしまっているのだろう、と。

 

薬でイライラを抑えることは出来るかもしれませんが

それでは、痛みを訴える原因をはっきりさせることができません。

そもそも原因は認知症の進行にあるのかもしれません。

検査をして、何もなければ、そういう結論になるのでしょう。

 

入院で大きく環境が変わることは

彼に悪影響を与え、今までどうにか分かっていた私のことも

わからなくなってしまう可能性もあります。

自宅に戻ることも難しくなるかもしれません。

 

でも、このままでは共倒れ。

 

悩みに悩んで、

「入院させてください」とお願いしました。

 

彼には

「お腹が痛い原因を調べてもらうからね」と伝えて病院につれていき

そのまま病棟のドア前でお別れ。(精神科なのでドアにも鍵がかかってますえーん

彼はよくわからないまま看護師さんに連れて行かれました。

 

心細そうな彼の後ろ姿を見ながら

襲ってきた罪悪感。

 

彼がこの病気になってから

「一人になりた~い」「自由になりた~い」と何度日記に書いたことでしょう。

でも、実際一人(と一匹)になったら、心にぽっかり穴があいた感じもします。

 

でも、このまま一人でずっと彼の世話をするのはムリ。

彼の入院中に、いろんな方に相談しながら

先のことを考えたいと思います。

 

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以前も書きましたが

私自身の覚書のブログのため

推敲もせずに書いています。

読んでくださった方、まとまりのない文章で読みづらくてごめんなさい。