昨日は、ソラン20回目の抗がん剤治療の日でした。

 

先週、先生から

「次は一泊入院してドキソルビシンを打つかもしれません」

と言われていました。

 

ドキソルビシンは、他の抗がん剤に比べて効果が大きく、

この薬で寿命が3ヶ月は伸びると言われています。

ただ、効果だけでなく副作用も大きくて

万が一液漏れしたら、骨の近くまで壊死する可能性がある怖~い薬。

 

ソランは12月に一度この薬を打っていますが、

点滴の針を刺す時点から大暴れ💢

約1時間の点滴の最中も動き回って、本当に大変でした。

 

前回打った時の投稿はこちら→大暴れ

 

その薬をもう一度なんて、大丈夫なんだだろうか?

 

不安に思いながら、血液検査の結果を待っていると

先生がやってきて

「血液検査はクリアしているから抗がん剤は打てます。

 でも、前回ドキソルビシンを打ったとき、この子暴れちゃったんですよね。

 万が一、液漏れしたら、その治療の方が大変だし

 鎮静剤を打って点滴する方法もあるけど、その副作用も心配。

 ただ、それでもどうしても、ということであれば

 ドキソルビシン打ちますが、どうしますか?」と。

 

速攻で

「やめます!」と答えました。

 

そんな危険を冒してまでソランの治療をするのは、私の本意ではありません!

 

結局、先生と相談し

今後、万が一症状が悪化した時、

必要であればドキソルビシンをまた考えることにして

今回は、別の抗がん剤(ビンクリスチン)を打ってもらいました。

 

ただ、ビンクリスチンを打っている間も

ソランはゥ~ゥ~唸って怒りモード💢

 

先生は注射を打ちながら

「そろそろ慣れないかなぁ~。無理かなぁ、無理だよね・・・。

 怒りん坊の性格で損しちゃっている部分もあるね」

と言っていました。

 

確かに大人しく点滴を受けられる子なら、

なんの心配もなく効き目の大きいドキソルビシンを打てるのですから

ソランの気の強さは、治療の面ではマイナスに働いてしまっているといえるでしょう。

 

実際、私もソランがこんなに気が強い女の子だということを

リンパ腫の治療が始まって初めて知りました。

 

家にいる時は

30分でも一人ぼっちになると

おもちゃのハリネズミ君を持ち出してくるような寂しがり屋だし

すぐにゴロゴロ甘えてくるから

 

先生に対する威嚇💢や

イヤなことをされた時の徹底した抵抗ぶりにはびっくり。

 

気の強さはハンパありません。

一人娘だから、お姫様状態ではあったけど

こんなに気の強いお姫様だったとは・・・。

 

でも、この気の強さを病気に対しても発揮して

やっつけて欲しい!と切に願っています🙏