牛プロ2 | そらむぎ通信

そらむぎ通信

山梨県北杜市で無農薬・無化学肥料で野菜・お米を作ってます

そらむぎ牛飼いプロジェクト。

先日、雌牛を導入する場合に補助がでる可能性がある

という情報を教えていただき

その説明を聞ききにいきました。

補助をもらえればうれしいと思っていたのですが、結果は難しそう。

甲州牛というブランド牛を育てられれば

補助をもらえる可能性があるようなのですが

甲州牛というブランド牛は、A4とかA5とかのランクの牛で

そのように育てるには、エサであるとか、管理施設であるとか

育て方が厳格に決まっているらしく

施設づくり、エサ代金など、投資が膨らむ育て方は、

そらむぎでは難しく

そらむぎで考えているような、ヤギのような育て方

夏場は牧草を食べて、冬場は、稲わらなどの保存食で育てる

この育て方では、A4ランクの牛にはならず

補助の対象にはならないそうです。

 

2004年に就農したとき、

無農薬・無化学肥料で野菜を栽培する農家は少なく

「認定就農者」という新規就農の資格をとるときに

担当者に、無農薬・無化学肥料で

野菜を育てて販売すると説明したのですが

当時は、そういう農家が少なく

なかなか認めてもらえませんでした。

今やたくさんの無農薬農家がいます。

 

畜産や酪農も、数十年前の農業と同じように

新しい試みは、なかなか理解されませんが、

数十年後には変わっているのかもしれません

 

そらむぎで牛を飼う目的は、

あくまで、自給自足的な循環型農業のため

安心・安全な野菜をつくるための堆肥の自給

将来的に、そらむぎブランドの肉や牛乳、チーズづくり

そういうことを目指すための牛飼いです。

高級牛を育てることが目的ではないので

自分たちの目標を見失わず、プロジェクトを進めていこうと思います。

 

今、牛の価格が下がっているらしいです。

アメリカからの輸入牛が増えていることが原因なのか

はたまた、コロナウイルスの影響なのか、

ちゃんとした原因はわからないのですが

焦ってスタートする必要はないので、

ちょうどよいタイミングを見計らっていこうと思います。

 

やぎのエサやり、こんな飼い方?