自分の身の丈に合った | 人それぞれ音楽もそれぞれ

人それぞれ音楽もそれぞれ

音楽についてや、自身の障害について書きます

私が思う事なのですが、大人ってこんな人の事言うんだろうなって考えの1部です。


端的に言って、「お金(収入や預金残高)」「時間」「体力」「若さ(年齢)」が自分に見合った事が出来る人の事だと思います。


なぜなら、この4つは無限じゃ無いからです。


「若いうちに経験しておいた方が良いよ」なんて言葉もよく聞きます。


例えば、実家暮らしで月収手取り15万円で、家に毎月5万円居れてる20代が居るとします。


体力と時間があれば、残りの10万円を自由に外で使う事は可能だと思います。


それが、50代一人暮らしとなれば、同じ月収でも話が変わりませんか?


子供が居る家族を守立場の人なら、もっと稼がないとって副業したり、何か資格とったり時間とお金は無いと思うので一緒じゃないですよね?


その歳で、その立場で、今そこに居るから、出来ることって有りますよね。


お金が沢山有れば良いって話じゃないんです。


私の祖母の妹は、お金と時間は今はたんまりあります。

70代後半にして、自転車乗って好きな所へ出かけられるし、孫とも遊ぶし、食欲は私より有るし、精神的に凄く若くて、凄く羨ましい限りです。

しかし、体力と若さはそうそう長く続かないし、沢山ある訳では無く、精神的に若いだけで体力の限界が来ると耐えきれなくなり直ぐに休むので、長時間外に出てるのは出来ないんです。

16時には晩御飯食べて、18時には入浴して、19時には就寝します。

2時に起床して布団の中から2時間TV見て、洗濯と掃除と朝食と身支度を8時迄に終わらせて、大体店が10時位に開くので出かける日はその時間に合わせて出かけてるみたいです。

大体15時位に帰宅して晩御飯迄少し休んでのループ生活をしてるみたいです。


本人が、自分に合った生活が遅れてるので、病気もしないし、精神的にも落ち着いてるし、傍から見ても安心出来る状態です。


"自分の身の丈に合った生活が遅れる”ってもの凄く大切だと思います。


私が高校生の時に感じた事なのですが、私の親がどの程度収入があるのか分からなかったし、月の出費がどの程度かも知りませんでした。

しかし、極貧だって思った事は無かったですが、金持ちと思った事も無かったです。


一軒家で、車があって、アップライトピアノがあって、ガス乾燥機があり、子どもが3人、高校生、中学生、小学生と居て、全員私学で、習い事も3人やりたかったらやれてて、私と中学生の弟は部活してて、小学生の妹は1週間に200円、中学生の弟は1ヶ月5000円(週に2度程の学食代込)、高校生の私は1ヶ月10000円(学校に設置してる自販機で120円の飲み物を購入するの込)のお小遣いを貰えて、私は何不自由無く、生活してました。


身の丈と言いましたが、高校生の私はそれがわかってませんでした。


全ては親の収入でしたが、私自身10000円お小遣いが適正金額で、親に負担がかかってないのかとか、分かりませんが私は学校に友達が居て、「お小遣いっていくら貰ってるの?」って何人かに聞くと、本当にバラツキがあり3000円の子も居れば、財布にお金が無くなれば親に言えば入れてくれる子も居て、0円でバイトしてる子も居て、30000円の子も居て、"お小遣い=親の収入”って考えてました。


ただ、私の親には時間は無いのかなって思いました。

体力と若さだけ有り、それで何とか働けて子育て出来てるって感じかと思いました。


大変だったのかも知れません。


最近の話。


妹(22歳大学生)が、母と住んでるんですが、何とも折り合いが悪く、よく喧嘩をするみたいなんです。

それをわざわざ私にLINEして母の悪口言ってくるんです。


私も弟も母と喧嘩する時有りますが、わざわざ妹にLINEで母の悪口は言いません。


私は妹より10年早く産まれてるので妹が母の悪口言っても、「そんなもんよお母さんは」って言います。

しかし、妹は納得はしません。

私が母の味方に付いたように感じたのでしょうか?

それとも妹の意見に「そうだよね」って寄り添わなかったからでしょうか?

私は妹より10年早く母を知っているので、「今更そんなこと言われても……。それは承知の上と言うか、それ込みの母じゃないの?」ってだけです。

私の母はそういう人だから、って言う変えられない性格とか考えは、変えられないのに悪口にして話しても無意味よねって思います。


と言うかそんな事に妹は悩まされて時間を割いてるんだって事にびっくりです。


「馬鹿だな」って言えば簡単ですが、その一言では妹は理解ができないので、「今あなたがする事は、お母さんと揉めて無駄な時間を過ごす事じゃないよね。そんな時間が有れば自分の好きな事ややりたい事、今しか出来ないこと沢山あるんだから、それをやった方が良いと思うよ」って言いました。


妹には時間と若さがあって、発達障害と双極性障害があるから体力は無いんだけど、だからバイトも沢山は出来ないからお金もそんなに無いから、あるものをもっと有意義に使って欲しいと思うんです。


母と喧嘩して時間を使うのは私はしなくていい事だと思ってます。

体力削られるので、むしろ辞めて欲しいです。

若さはどれだけお金を積んでも手に入らないので、今しか出来ないことを楽しんで欲しいんです。


私が22歳の時、妹は小児の精神科で入院しており、弟は大学受験生で、母は父との離婚調停中でってのもあって結構大変でした。


私は、お金と時間と体力がどんどん奪われてく日々でした。


好きな事も、週に2回ライブハウスに行けたらいいねって生活でした。


毎日家事をして、20~21歳の時に働いて貯めたお金と障害者年金しかなく、週に1度妹の面会へ行き院内の会計の前にあったタリーズへ行き、母は働いていたので、弟の学校での出来事での悩みは常に聞いており、たまに弟と食事に行きストレス発散させており、変な時間しか空いてなくて夜中の2時とかに寝る時間を削って遊びに行ってたことも有りました。


勿論片親ですから、母の収入だけでは暮らせません。


母は看護師ですが病院勤めじゃ無かったのでかなり給料も低かったようです。


弟の大学受験の費用や、何校か受けたのですが受かっても入学金入れないとダメなので、受かった学校片っ端から入学金入れないとで、本命が受かれば行くのですが落ちてしまいどこ行くか定まらなくて、3校中2校の入学金を私の貯金を切り崩して払ったのを今でも忘れません。


なので、毎日がハードで喧嘩してる余裕があればゆっくり休みたいのが母と私でした。


しんどくても「助けて」って誰に言えばいいのか分からなかったです。

特にお金の話は他所ではしてはダメだと母に口止めされており、かなりのストレスでした。


今妹が母と喧嘩出来ることは私は羨ましいとも思えます。


20代の時に母とゆっくり話をする時間は無かったです。


今は月に1度の感じで母と2人で食事へ行けるようになったので、その時にゆっくり話が出来てます。

30代になってようやくです。


今は時間と少しのお金は有りますが、体力と若さがどんどん無くなってると感じてます。


今私は自分の身の丈に合う生活がしたくて、就労継続支援B型事業所へ行ってます。


ずっと家に居てもダメ、人と会って話さす時が無いとダメ、ほんの少し(工賃)があれば助かる、という事です。

体力作りと、人と会うことでの若さ磨きと、少しのお金と言うのと、就労継続支援B型事業所は時間が自由に決められるので、そうしてます。


自分の身の丈に合った生活が上手く遅れるように、家族の皆も私もなれば良いと思ってます。