ツーマンライブを見て | 人それぞれ音楽もそれぞれ

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音楽についてや、自身の障害について書きます

2月27日に、配信ライブ見たんだけど、久しぶり過ぎました。


ツーマンライブで、いわく付きのツーマンと呼ばれてて、10年前の私のブログを遡ったらわかるけど、兄弟喧嘩してたバンドとのあの日のやつですよ。


何故見たかと言うと、1つのバンドが何かあるフラグをSNSに立てていて、「大切なお知らせをするので」って書いてて、私は解散発表するのはただの勘ですがわかってて、SNSから情報を知るより本人たちから直接聞きたいって思ったからです。


勘でも当たるって事はそれ迄のバンドとしての活動を見て、大体予測がついたって事なんですよ。


他のバンドと比べると、そもそもこの道を通れば結果どうなるかって見えるんですよ。


ライブ告知の状態で100人以上お客さんが呼べるバンドなら話は別ですよ。


全通(全てのライブに行く)のお客さんが何人居るかってバンドの指標で、全通さえ居ればお客さん0人には絶対ならないのである程度大丈夫なんですよ。


ただ、長く続けるのなら全通は最低でも300人キャパなら30人、200人キャパなら20人と、キャパの10分の1は居ないと続かないと思います。


後、演者仲間がライブに来ないと行けないほどチケットが余ってるのは売れてない証拠として、ライブハウス行けば目に見えて分かります。


ただ、演者仲間は大事で、そこの演者のお客さんを引っ張って来ることで集客が増える事は大いにある事なので、演者同士の仲良さはお客さんを呼ぶには必要不可欠です。


後は、全国どこへライブに行ってもそこでのお客さんが待ってるって言うことが大事で、全通だけではチケットノルマ達成しないので、プラスアルファとして待っててくれるお客さんは必要です。


ただ、今回解散発表したバンドは、全通も1桁、SNSのDMで誘われたら来る人も1桁、気分次第で行けたら行く人も1桁で、良くてお客さん40人と演者仲間20人位なので、ギリギリな状態でライブしてたんだと思います。


あと、今のバンド活動と仕事での収入を天秤にかけたら、誰もが仕事してる方が収入が大きいと思います。


年齢ももうすぐ40代のバンドなので、仕事に専念又はきちんと雇用してもらって働くには、今が最後のチャンスかなって所じゃないですか?


メンバー誰もが結婚してないのも、バンド活動と仕事どっちつかずで安定収入が見込めないからじゃないのかって思います。


バンド活動で1ヶ月10万円を稼ぐのはとても難しい事だと思います。


でも、スタジオに入ってリハーサルしたり、レコーディングしたり、楽器のメンテナンスしたり、楽器のレッスンしてもらったりしてるだけで、かなりのお金は出ていきますからね。


ライブハウスでライブするだけでも、たった20分位のライブでさえ、1日又は2日開けないといけないし、そのためのスタジオでのリハーサルの時間も確保しなければならないから、収入は見込めても、ライブの日の食事代や打ち上げ代で消える事がほぼだとして、物販がかなり売れたとしても、ライブハウスまでの往復の交通費位にしかならないと思います。


アラフォーで、メンバーも仕事してて、スタジオやライブの日程を全員で合わせるってのもとても厳しい事なのかと思います。


なので、解散って事を発表して、後半年8月31日がラストライブになりますが、私はそれで良いと思いました。


悲しいとか、悔しいとか、勿体無いとか、思わないです。

妥当だと思ってます。


バンドマンに多いのが、25歳、30歳、40歳が節目と言われており、25歳は大学生の延長気分でライブしてそろそろ就活するかバンドマンとして暮らすか決めないとって思う時らしく、30歳は彼氏や彼女が居る人はそろそろ結婚しないとって思う時らしく、40歳はそろそろちゃんとした所へ就職しようと思う時らしく、そうなんだって感じです。


因みに私の知り合いで50代のバンドマンが居ますが、話を聞いた所40過ぎたあたりで、結婚は半分諦め、仕事はライブハウスのバーで働いてるけど、調理師免許があるし食品衛生責任者の資格あるから店長はクビにしないだろうと踏んで、このままバンドマンで行こうって決めたらしいです。


年間300日以上ライブハウスに居るって聞いて私は、20代の時に話を聞いたので羨ましいとその時は思いました。


今は私自身が、視覚過敏で長い間ステージ上の照明を見てると疲れて倒れるので、羨ましいとは思いません。


解散しても又ライブハウスで会えたら良いなって所です。