今日は本の紹介です。
私の人生を変えた一冊。
中村天風の「運命を拓く」です。
今から15年ほど前に、過度のストレスから心を壊していた時のこと。
為す術がなくて、大神神社に参拝した帰りに、
なんか図書館でも行こうかと思い、
手にしたのがこの本。
開いた瞬間、この言葉に衝撃が走りました。
所詮、人生は心一つの置きどころ。
人間は言葉一つで救われることがあるのです。
それからは、バイブルのように持ち歩きました。
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所詮、人生は心一つの置きどころ。
人間の心で行う思い方、考え方が、人生の一切を良くもし、悪くもする、というのが人生支配の根本原則である。
思い方や考え方が積極的であれば、積極的なものが出来、消極的なら消極的なものが出来る。
何事においても、そのときの心の状態が、成功を生み、また失敗に追いやる。
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先日の会で、天風さんの話をしたら、10人中4人が同じような熱い思いを持っているのが分かって、その凄さを再認識しました。
しかし、当たり前ですが、人と時を選ぶようで、
薦めてもあまりピンと来ない人、そういう時期に来ていない人には、響かないようです。
私は、ちょうど三輪さんが合わせてくれたような気がします。
必要な時に必要なものに出会えたことに感謝。
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運命を拓く (講談社文庫)
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