グリンダー博士の講義の内容はとてつもなく膨大で、2日目にして既に顕在意識(知性)で理解することの限界を感じていました。
ゲリーの講義もいっぱいいっぱいだったのだけど、講義のビデオが配信されるので、そこで復習ができましたが、今回はそれがありません。
いよいよどうしようと思って、聞いてみました。
普通ならそんなことを聞くのは変だと思うかもしれませんが、トレーナーの志保さんに、「周辺視野で、コンテンツではなくプロセスで聴く」と良いと言われていたので、グリンダー博士なら答えはもらえると思ったからです。
「周辺視野を広げるワークをしてから講義を受けているのに、理解できている気がしません。もう半分終わってしまったのに、どうしたら自分のものにできますか?」 と。
答えは「無意識とコミュニケーションをとること」
具体的な聞き方まで教えてくれました。
そして帰りの電車で、コミュニケーションをとってみました。
電車を降りて、車で家に向かっているときに、
家に帰るという行為は無意識がやっていることに気付きました。
顔を洗ったり、息を吸ったりするのと同じようにパターン化された行動。
顕在意識は他のことを考えているのに、いつの間にか家に向かっていることに気付いたのです。
だから無意識とコミュニケーションがとれていると、危険を回避できるんだという仕組みが理解できました。
無意識が、危険を察知して違う行動をとるように知らない間に導いてくれるのです。
意識には限界があるけど、無意識には限界がない。
でも今まで、知性と恐れが人生をガイドしてきたので、完全に明け渡してしまうことはやはりまだ怖い気がします。
今、私の中には意識と無意識が共存していることがはっきりとわかります。
まるで2重人格みたいです。
このことを理解してくれる人がまわりにいないと精神科に行くことになってしまうのかと思います。
でも私の周りにはおそらく正しい情報と模範となる素晴らしい方々がたくさんいます。
メンタルな問題を抱えている人が見えているものが真実で、実はそうでない人の方が幻想の中にいる可能性だってある。
彼らはまだ科学で解明されていないことを知っているのかもしれない。
ガリレオが地動説を唱えて投獄されたように。
利害が優先されて、表舞台から消えた発明家ニコラ・テスラのように。
そしてもうひとつ、面白かったのは、私は知性で理解する傾向がありますが、友達の何人かはもともと無意識で理解するタイプだったことがわかりました。
だから彼女たちはこの世界で生きていくことは、自分はおかしいのかな?と感じながら生きていたようですが、グリンダー博士の話を聞いて、それが正しかったことが理解できたようです。
私にしたら、正しかったというより、なんと素晴らしい人たちなんだと羨ましい限りですが、そんな素晴らしい人たちが、生きにくい時代だったということが残念です。
でもこれからは真実があきらかになっていくので、気付ける人たちにとっては素晴らしい世界になるでしょう。
凄いです
ひとつ残念なのは潜在意識での経験は顕在意識であまり覚えていられないことです。
それだけ潜在意識の情報量が多いということでもあるでしょう。
セッションなどでもアカシャに深く入ると、セッションが終わった時に何を話したのか覚えていないことはよくあります。
完全にトランス状態で。
個人情報云々言われていますが、記憶にないのであまり心配はいりません。
またある朝、起きる予定の時間までまだ1時間ちょっとあったので、もう少し寝ようと思って、あることをして目をつぶりました。
そして完全な静寂とあるビジョンが見えていて、まだ5分くらいしかたっていないと思って目を開けてみるとすでに1時間が過ぎていました。
この現象についてゲリーに聞いてみると
「時間の枠からはずれたんだと思う。 僕は飛行機に乗るときにそうするよ そしてこれから人は意識的に寝ることができるようになるよ」 と。
自分には見えていた、感じていた世界を見ることを許可していくと、それはどんどん広がっていっています。
人は自分が信じた世界にしか生きていないということが理解できます。
自分が感じるままに生きてみると面白いです