その15
6/12 予定では退院の日ですが 1日伸びたので
歩けるくらいの体力をつけないと と思い
朝ご飯は 前日の鳥の餌程度よりかは食べたかな
嘔吐しないように 配膳回収ギリギリの時間を聞いて
ゆっくり ゆっくり食べました
ただお粥は味がないし 重いし 飽きてきました
点滴は 柔らかい針を刺したままでいてくれたので
何かあればそこから点滴
大丈夫そうなら午後抜針しよう となりました
技師なのに本当に惨めです
なんて余裕もちょっと出てきました
頑張って 給湯室まで歩き(部屋から20㍍ないくらい)
お湯を注ぎ 部屋でお茶割りにし 飲んで また
お湯を汲みに行く(1時間おきくらいに)の繰り返し
水分しっかり摂って尿を出す
という試練です
という試練ですオペ当日はシャワーも浴びれなく
次の日もゲロゲロ状態で1人ではさすがに無理で
ナースが背中を拭いてくれました
(白衣の天使だわぁ
)
)動ける人はオペ翌日からシャワー
です
ですシャワー浴びてないせいなのか
何か臭うな…………
もしかして足の裏
ウエットティッシュで足の裏を拭いたのに
何か焦げ臭い？？
顔を下に向けると 乳房の傷は電メスで切ってるので
実際のオペの時は皮も脂肪も切るので臭うんですよね
その匂いだ
と判明しました(多分)
と判明しました(多分)傷の上には透明なテープが貼ってありますが。
焦げ臭いのがダイレクトに鼻に来てるんだと
自分なりに解釈しました
オペ当日・翌日と ほぼ寝てたので腰が痛い
お尻も痛い
寝てるわけにもいかないし 歩くにしても不安だし
ベットをヘッドアップして 座ったり横になったり
足を下ろしたり 正座してみたり
でも体力が落ちて どんな状態でもフラフラでした
姉からLINEがきて「母上 行くぞ」と連絡が来ました
12時くらいに母は部屋に到着
母は自分用のお昼ご飯::米屋のおにぎりを買ってきまし
た
松子は食欲はないけど食べなきゃいけないし……
その日のお昼は 肉じゃががありましたが
まったくそそられない
母は「おいしそー 潰してあげる〜」と
松子よりも先に肉じゃが食べてましたが(笑)
お粥も 食べなきゃいけないのはわかってるけど
まったく進まず………
母の鮭おにぎりの 鮭をちょっと乗せてくれました
少しは食べたかなぁ……
結局 肉じゃがは 母が食べて気がするなぁ
前日よりかは食べたので 自分なりに良しとしよう
おせんべいは 一口食べれました
母に頼んで 院内のコンビニでお茶のペットボトルを
買ってきてもらいました
お湯割りにして 1本飲み切るように………
(冷たいと体が冷えるのでお湯で割ってるだけです)
母は4時頃 帰りました
通勤ラッシュ前に電車に乗らないと座れないので
病棟の入口付近まで見送りました
(少しずつ 歩けてます)
)ごはん前にシャワーを浴びようと思っていたので
まずは準備
着替えとボディソープ シャンプー コンディショナー
あらかじめお風呂用の椅子をナースが用意してくれた
ので 座りながらシャワーです
体力もなく 腕も自由に動かず ちゃんと洗えてる
かというと 全く洗えてません
でも シャワーだけでも気持ちがいい
シャンプーもなんとなく泡でシャカシャカした感じ
もちろんちゃんと洗えてないのはわかってますが
できる最大限の 自分洗浄
どうにかこうにか 体を拭いて(さっぱり〜)
パジャマに着替えて ドライヤーで これまた
なんとなく髪を乾かせて………
今の松子的に 大仕事でした
脱水にならないように 水分もしっかり
次の日は退院なので 帰る身支度も少しずつ
晩御飯の6時までに 少しずつ片付けていきました
晩御飯は
和風コールスローサラダ
ほうれん草の煮浸し
鶏の香草焼き
いつもの お粥
お風呂で体力をつかったせいか
お腹が空く というのが実感できました
ご飯も さすがに完食は無理ですが
半分近くは食べれました
1時間かけて ゆっくりゆっくりでしたが
御飯のあともしっかり水分補給
お陰で トイレの回数も ちゃんと増えて
松子の体にあってない 薬の成分を全て出す勢いです
あとは歩かないと と思い
本来なら 配膳の回収が来るのですが
1時間かけて食べるから と言ってあったので
回収に誰も来ず……
頑張って 持っていこうと意を決して
ゆっくり歩いて お盆を持って ナースに渡しました
(荷物持って歩けた
)
)さすがに廊下をウロウロするにも 意外とひんやり
してたので 給湯室と部屋の往復を何度もしました
９時に消灯ですが 電気をつけたままウトウト
見回りできたナースに (22時くらいかな)
「大丈夫？」と声をかけられ ハッと起きて
返事をして 電気を消して 寝ました
といっても 誰かの心電図の音が響き渡って
熟睡なんてできませんでしたが
寝返りも打てないし 腰痛いし
うるさいのも今日で終わり