2012年IgA腎症と診断された、現役看護師です。
元疾患や病態で治療や食事療法の内容が大きく異なる慢性腎臓病は、とてもややこしい。
そんな腎臓病について少しでも役に立つような情報を腎臓病患者の皆さんと共有したくて、2023年「腎臓病療養指導士」の資格を取得しました。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
5月に入り、GW後半が始まりました。
私は4月より、ある総合病院でパート看護師として勤務を始めて1か月が過ぎ、
怒涛の日々だったなぁと振り返っています。
でも、疲れてしんどいとか、辛い気持ちはまったくなくて、毎日が新鮮です!
臨床の現場で仕事をさせていただけることに、感謝・感謝の毎日です。
色々な科の患者さんの電子カルテを業務上見ることがありますが、
やはり既往歴に腎臓病関連の疾患名があると、とても気になります。
間違いなく言えることは、
どんな病気でも、腎疾患の既往があると、
治療する際に医師は細心の注意を払っている ということ。
とにもかくにも、腎臓の働きは、体にとって非常に重要な役割を担っています。
例えば、外科的手術を受ける場合は、24時間蓄尿などで必ず腎機能の程度を把握します。
手術という体にとって大きな負担に腎臓が耐えられるかが重要なポイントだからです。
腎臓が働かないと、尿が出なくなり、点滴などの水分が体に入っていってもどんどん体に溜まっていき、さらには他の臓器にも深刻な影響が及び、生命の危機に及ぶ可能性があります。
また、内科的治療として抗がん剤の治療をする際にも、腎臓は薬物の影響を非常に受けやすいため、患者の腎機能についてかなり医師は気を使います。
慢性腎臓病の患者で、腎機能がかなり落ちている患者に対しては、抗がん剤の治療がいったん保留になる場合もあります。
私達慢性腎臓病の患者は、日々の食事療法などで自身の体と向き合っています。
このことを強みにして、体の不調に敏感になる癖をつけましょう。
そうすることで、万が一なにか他の病気になったら、早い段階で発見し早期治療を始めることができ、少しでも腎臓への負担が少なく治療に取り組むことができます。
ではでは。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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