2012年IgA腎症と診断された、元看護師です。

 

元疾患や病態で治療や食事療法の内容が大きく異なる慢性腎臓病は、とてもややこしい。 

そんな腎臓病について少しでも役に立つような情報を腎臓病患者の皆さんと共有したくて、2023年「腎臓病療養指導士」の資格を取得しました。

 
自己紹介はこちらです 

 

 

ご訪問いただき、ありがとうございます。

 

3月3日ひな祭りの日、皆さんはどのように過ごしましたか?

 

私は・・・今年もまた・・・・・。

雛人形を飾ることができませんでしたえーん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さてさて。

 

2月に3回にわたり、徳島大学病院腎臓内科で

「じんぞうびょう教室」がありました。

とても興味のある内容ばかりで、

参加させていただきました。

 

1~3回のいずれも内容もとてもわかりやすく、

また患者が知りたい内容ばかりで、

教授を初めとした先生方の思いが伝わってくる教室でした。

 

 

今日はその中でも、2月29日の「腎代替療法について」の

なかから、「治療選択支援」について共有させていただきます。

なお、資料はすべて、当日配布された資料から抜粋させていただいてます。

 

 

「腎代替療法」とは、腎不全が進行し、末期腎不全となり

内科的治療だけでは症状がコントロールできなくなった場合、

腎臓の代わりを行う治療法 となっています。

 

 

 

徳島大学病院における、2020年6月からの腎代替療法選択外来の実績です。

 

患者数は92名で、導入時期の平均年齢が65.0歳となっています。

だんだん導入時の患者年齢が高齢化してきているとのことでした。

 

介入時平均クレアチニン値 4.64

 

介入時とは、腎臓内科医が「そろそろ腎代替療法の説明を」と患者に説明し、

腎代替療法指導外来を予約した、介入開始の時期のようです。

腎臓病患者としては、「数値がどれくらいになったら(腎代替療法の)

話がでるのだろう?」と気になるところでないでしょうか。

私自身もとても心配なポイントでしたので、非常に参考になりました。

 

 

どの治療を選択したかの実績です。

やはり血液透析が一番多いですね。

献腎移植が1件ありますが、ご存じのとおり

献腎移植は待機年数が長く、

数年ぶりの事例だったということでした。

 

対象患者92名のうち、第1回目の外来に約半数の45名の患者が

家族同席となっています。

医師からも「ぜひ家族に同席していただきたい」とのお話が

ありました。

 

 

腎代替療法選択時のポイントです。

3つのポイントにまとめられていますが、このひとつひとつが

どれも大切でたくさんの内容が含まれています。

今後も少しづつ共有させていただきますね。

 

徳島大学病院のこのじんぞうびょう教室は

とても多くのことを教えていただいた貴重な教室でした。

このような機会をくださった先生方、お忙しいなか本当に

ありがとうございました。感謝いたします。

 

 

ではでは。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

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