2012年IgA腎症と診断された、元看護師です。

 

元疾患や病態で治療や食事療法の内容が大きく異なる慢性腎臓病は、とてもややこしい。 

そんな腎臓病について少しでも役に立つような情報を腎臓病患者の皆さんと共有したくて、2023年「腎臓病療養指導士」の資格を取得しました。

 
自己紹介はこちらです 

 

ご訪問いただき、ありがとうございます。
 
年明けからすぐに、能登半島地震、羽田空港での航空機衝突事故など
衝撃的なことが続いています。
被害に遭われた皆様、心よりお見舞い申し上げます。
 
 
地震での影響、腎臓病患者にとって重大な心配事と言えば、
透析施設や透析患者は大丈夫?」。
 
今日の朝刊には、やはりこのような記事がありました。
 

 

 

 
2011.3.11の東日本大震災を教訓に、医療機関は
災害時の対応において、最低限の病院の機能が維持できるよう
体制を整えるよう努めています。
具体的には、停電時のバックアップ電源、断水時の貯水槽、
患者の生命管理のための輸液や薬、非常食の備蓄と、
後方支援してくれる各機関との連携などです。
 
 
特に週3回の透析が必要な患者については、常に災害時の対応は想定して
初動体制が整っているはず(そうであると信じたい)なので、
より安全な移送先を確保し搬送することは、
ある意味正しい対応だと私は考えます。
 
ただし、あくまでも、災害時の対応に対する準備ができている上での
より安全な医療を提供するための移送であってほしい。
「断水したので、透析対応はできません」では、透析を行う医療機関として
準備不足は否めません。
また、実際に、まさに透析中に地震が起こった場合など、その対応について、
患者にもあらかじめ知らせてほしいと切に望みます。
高齢者などは無理にしても、自分で判断でき、動ける患者は、
できる限り迅速に対応して自分の安全確保をしたいですよね。
 
災害はいつ起こるかわからない
それを私達に知らせるための、この2日間の出来事なのかも
しれません。
患者側も、災害時に備えて、必要な準備を心がけていきましょうね。
お薬手帳や内服薬は絶対ですね。
 
お正月休みで、医療機関の職員も多く休みをとっているなかでの
発災であったため、なおさら、非常時体制を整えるのが大変だったと思います。
現地の医療従事者の皆様、本当にありがとうございます。感謝します。
 
 

ではでは。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

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