2012年IgA腎症と診断された、元看護師です。

 

元疾患や病態で治療や食事療法の内容が大きく異なる慢性腎臓病は、とてもややこしい。 

そんな腎臓病について少しでも役に立つような情報を腎臓病患者の皆さんと共有したくて、2023年「腎臓病療養指導士」の資格を取得しました。

 
自己紹介はこちらです 

 

 

ご訪問いただき、ありがとうございます。

 

急に寒くなり、毎朝「来ていく服がない」とぼやいています。

・首がスースーする服は着たくない、

・チクチクするのもイヤ、

・着ぶくれで肩が凝る

 

 

 

 

こんな私に、お薦めの服、ありませんか?

 

 

 

 

さてさて。

 

今日は尿酸のお話。

 

私達の大事な腎臓さんは、尿酸に傷つけられやすく

尿酸と腎臓はとても危険な関係叫びなのです。

 

 

血清尿酸値の正常値は(私が受診する病院では)

2.6~5.5mg/dlとなっています。

7.0mg/dlを超えると「高尿酸血症」となり、

6.0mg/dl以下になるよう、治療が必要となってきます。

 

尿酸っていったい何なのでしょう?(尿の酸て?)

 

尿酸とは、「プリン体」という物質が体内で

分解されてできる燃えカスです。

動物・植物いずれの食品からも体内に入ります。

プリン体は主に肝臓で分解され尿酸となり,

一時的に体内に溜め込まれた後,尿や便として排泄されます。

 

腎機能が低下してくると、尿として排泄する力が落ちてくるため、

プリン体を含む食事を過度に摂らなくても、血清尿酸値が

高くなります。

 

一般的には

尿酸値が高い→痛風→足の親指の付根が痛い

 

 

というのが頭に浮かぶと思います。

 

 

「ビールの飲みすぎでしょ」とか、

「贅沢品ばかり食べてるでしょ」などと言われ、

「メタボなお腹の、グルメなおじさんが痛風になる」

というイメージがありますよね(笑)。

 

 

尿酸が血液内に増えてくると、結晶となった尿酸

関節・足先などに溜まってその部分に炎症が起こり

激痛の痛風発作が起きます。

 

私達腎臓病患者にとって重要なことは、

この晶となった尿酸は血流が豊富な腎臓にも運ばれ、

溜まることも当然あります(痛風腎)。

もともと腎機能が弱って尿酸の排泄がうまくいっていない患者は

結晶となった尿酸により、さらに腎機能が悪化するという

悪循環になりやすいのです。

 

 

私たちの腎臓さんを守るために、

・プリン体を多く含む食品を食べすぎない。

・アルコールを過剰摂取しない

(ビールだけではなく、アルコールすべてが尿酸値を高くする)

・脱水にならないようにする

・処方を受けたらきちんと内服する

などに注意して、尿酸値が高くならないようにします。

 

 

 

 

これから年末にむけて、忘年会やクリスマスなど

イベントが続きます。

腎臓さんをいたわる事を心がけながら、

お酒の飲みすぎに気を付けて、

楽しんじゃいましょうね!!

 

 

 

 

ではでは。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

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