ご訪問いただき、ありがとうございます。
今日から6月。
朝、出勤していたら、
地元の中学生の制服が
半袖になっていて、
颯爽と自転車で登校する姿に、
すごく元気をいただきました。
「衣替え」という言葉も近頃はあまり
使わなくなったような気がしますが、
中学生の制服がとても清々しくて。
その姿だけで、男子も女子も
キラキラ眩しく、素敵でした
。
さてさて。
先日のブログで、
不十分な理解のままの食事療法で、
貧血になりとても辛かった経験を
綴りました。
その時に、「腎性貧血」について
コメントをいただきましたので、
今日はその「腎性貧血」について、
私なりにまとめてみたいと思います。
適切な栄養を摂取できないことが原因で
貧血になってしまう「鉄欠乏性貧血」。
私の場合は正にそれでした。
この場合は、鉄剤の処方や食事の改善で回復します。
しかし、「腎性貧血」はこれとは異なります。
腎臓では、赤血球を増やすために必要なホルモン、
「エリスロポエチン」が作られています。
腎臓の働きが低下すると、
この「エリスロポエチン」が減って、
赤血球が正常に作られなくなります。
これにより起こる貧血を「腎性貧血」と言います。
この「腎性貧血」を治療するためには、
不足している「エリスロポエチン」を
補うためのお薬を投与する必要があります。
「腎性貧血」は、通常、
CKDステージG3b あたりから
みられるようになります。
鉄欠乏性貧血と複合的に起こることもあり、
血液検査でのヘモグロビンや赤血球、フェリチンなどの
値を総合的に判断して、治療していくことに
なります。
協和キリン㈱さんのHPに、
とてもわかりやすく「腎性貧血」が
説明されているので、ご紹介させていただきます。
慢性腎臓病において、貧血は心臓などにも悪い影響を与える、
怖いものです。
気になる症状や検査データがあれば、
担当医とよく相談してくださいね。
ではでは。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。