タミフル | AOZORA NIKKI

タミフル

この間、保育園の保健便りに「インフルエンザになったらタミフルを」という推奨文が載っていて、それを呼んで「えっ?」と疑問に思っていたのだが。
今日また保健便りが配られていて、「保護者の方から、特定の薬をお便りで推薦するのはどうか」という意見があったらしい。タミフルの危険性を伝える記事のコピーと共に。
それと、「風邪に抗生物質を処方することについて」についての新聞記事と共に、保護者へ意見を求める内容になっていた。

タミフルは、インフルエンザに劇的に効くといわれているけれど、実際には熱が1~2日は早く引くだけで、上気道からインフルエンザウイルスを除去することはできない。
その上、タミフルの製造元が去年だったか、ラットで実験をした結果死亡例が多く脳に大きな障害が出たらしい。というわけで、人間の乳幼児にも脳症の危険性もあるということで1歳以下の使用は禁忌になっているはず。
他の文献だと、38キロ以下の子供にはいけない、となっているものもあるし。。。
危険性については、去年の冬もけっこうニュースになっていたと思うんだが。
そんな副作用もいまいちはっきりしない薬を、乳幼児を預かる保育園が”いちおしです!”みたいに勧めるのってどうなの?もうちょっと勉強してから書いてよー、と私も思っていたところだった。

というわけで、早速私も感想を書いてみた。
仕事もバタバタなので、あまり資料等もつけられないけれど、手持ちの「ちいさい おおきい よわい つよい」のブックレットや「小児科に行く前に」(ともにジャパンマニシスト社刊)の抜粋コピーや、ざっとネットで調べた内容のプリントアウトをそろえて、綴じて。
明日、先生に渡すつもり。

でも私以外にも、あの保健便りに疑問を感じた保護者がいて、きちんと保育園に意見していたことを知って、ちょっと嬉しかった。

あと、今朝園長先生に(旦那の仕事が印刷業なので)「活版印刷のはんこが手に入るなら欲しい」と言われた。年長さんが遊びの中で使うらしいのだが、最近手に入らないらしくて(さすがにもう製造されてないでしょう。博物館レベルのものだもの)。で、旦那に(すでに会社では活版の部署はなくなっているけど)どこかの現場に余っていないか聞いてみると「すぐには見つからない。でも、見つかったとしても、あれは鉛でできているから、保育園で小さな子がなめたりしたら、鉛中毒の健康被害が出るかもしれない。会社は責任は取れないから提供はできないよ」だって。
保育園で今使ってるはんこも鉛製?? だとしたら、結構危険なんじゃないのかな。と不安になって、即効園長先生にメールを入れてしまった。。。大丈夫かいな!?