かしこい住宅ローンの選び方【返済期間編1】 | ―どれみふぁそらまど―

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ライフラボ島根のスタッフが日々を綴ったブログ

こんにちは。



ソラマドスタッフ周藤です。



更新が遅くなっちゃいました。

ごめんなさい。 <m(__)m>



ホームページのイベント情報を

ご覧いただければ分かると思いますが、

只今イベント期間中でして…

(ちょっとした言い訳ですが… (^_^;) )



イベントの企画・準備・当日の対応 etc.

なかなか忙しくて…

(ちょっとした言い訳ですが… (・。・) )



イベントに、ご来場いただいたお客様の

絶えない笑顔を見ていると、

”大変だけどイベントやってよかったなぁ~”って

思います。



そして、”よぉ~し、またがんばろう!!!”って

思えちゃうんですよね!



みなさんもご都合がよろしければ

ぜひ、ご来場くださいね!!!



さて、今日は、”かしこい住宅ローンの選び方”、

その中でも”返済期間の考え方”について

お話します。



最近の住宅ローンの返済期間は、

どの商品も概ね”35年以内”と

設定されています。



当然、同じ借入金額なら、25年で返済するより、

35年で返済する方が、月々の返済額は

少なくなります。



”じゃあ、1日でも長く借りた方が月々の返済負担が

楽になって、生活を楽しむ余裕ができるんだ!!!”

って思わないでください。



”ところがどっこい”なんです。



今の時代のように”漠然とした将来の不安”が

あると、”夢の My Home づくり”には、

とても勇気がいりますよね。



その不安の代表格といえば『年金不安』なんですよね。



”えっ!『夢の My Home づくり』 と 『年金』 …

何の関係があるの???”って思っていませんか?



それでは質問です。

『ボクたちの年代だと、何歳から年金がもらえるでしょう?』



答え:65歳からです!

当然、今の制度が継続されるのが条件ですが…



ご存知のとおり、年金財政もひっ迫しています。




支給開始年齢がどんどん遅くなっていくんじゃないかなぁ~…

支給金額の減額があるかもしれないし…

はたまた、制度自体がごっそり変わっちゃうかも…

(政権も自民党から民主党に代わったし、どうせ変わるなら

 よい方向に変革すればよいですが…)



ちなみに、こんなデータがあります。



社会保険庁が、厚生年金に20年以上加入していた人を

対象に集計した結果、受給者の平均額は、月約165,000円でした。

(2005年3月末現在、基礎年金含む)



女別では、男性が月約190,000円なのに対し、

性はその6割に満たない月約110,000円です。

これは、女性の場合、出産や子育てで会社を辞めり、

賃金の安い仕事をしていることが多いのがその原因だそうです。



ところで

”あなたは今、何歳ですか?”

”あなたのお仕事の定年は何歳ですか?”



だんだん分かってきたかなぁ~???



”今の年齢” + 返済期間 ≦ お仕事の定年

を目指しましょう!!!



例えば、定年が60歳の方が、

35歳で2,500万円の住宅ローンを

金利年3.0%(全期間固定金利)で

35年返済の契約をしたとすると…

(うちボーナスでの返済を500万円と設定)




月々の返済額 : 約77,000円

ボーナス月加算額 : 約116,000円

支払総額 : 約4,044万円




えっ!!!そんなに払わなきゃいけないの!



って思った方も多いはず!




そうなんです。



支払金利総額は、なんと約1,544万円!



びっくりですよね。




これでも住宅ローンの金利は、

他の個人向けローンの金利より

低く設定されているんですよぉ~




ただ、借入金額が大きく、

返済期間も長いために

こうなっちゃうんですよねぇ~




もっと問題なのが

60歳時の残債金額なんですよ!

なんとまだ約996万円もあるんです!


定年退職後の5年間、

(年金支給が始まる65歳までの無収入の5年間)

生活しながら、貯蓄 and 退職金で返済を続けますか?

それともいっそ一括返済しちゃいましょうか…



でも今、退職金の金額が計算できますか?



将来、定年延長になっていればよいですが…

定年退職後、仕事があればよいですが…



今は、読めませんよねぇ~



さきほど、年金受給平均月額データを

ご紹介いたしました。



年金をもらい始めた65歳から70歳までも

年金受給額に関係なく、


月々の返済額は引続き、約77,000円です。

ボーナスは無くても、当初設定した

ボーナス加算月に加算額の約116,000円を

支払わなくてはなりません。


これが現実です…



だから、

”今の年齢” + 返済期間 ≦ お仕事の定年

の考え方は、重要なんです!



なんだか、”夢の My Home づくり”が

トーンダウンしちゃいそう…



って思っているかもしれません。



でも、賃貸住宅に住み続けたとしても

同じなんですよねぇ~



借りているかぎり、

(生きているかぎり)

家賃は払い続けなければなりません!



それが、60歳から65歳の

無収入期間であっても…



65歳からの年金受給額が

いくらだったとしても…



社宅だから、家賃が安いし…

定年退職後も住み続けられますか?



もっと大切なのは、万が一の場合、

残された家族は家賃を払い続けることが

できますか?



ちなみに、住宅ローンは、万が一の場合、

残債は住宅ローン契約時に強制加入する

生命保険で相殺されますので

”ローンのない家”が家族に残ります。



ちょっと奥さん!「今、”ニッ”て笑いませんでしたぁ~?」

気のせいならいいですが…



結論、今の時代は、

できるだけ早い時期から計画的に

”住まいづくり”を進めていくことが

大切です!



返済期間が長く設定できます。



また、今まで and これから支払う家賃を

ローンに換算すると、いったいいくらのローンを

払ったことになるのでしょうか?



やっぱりできるだけ早い時期から計画的に進めるべきです!



今日のお話は役に立ったでしょうか?



次回は、『契約した住宅ローンの

返済期間を意図的に短くするコツ』を

かしこい住宅ローンの選び方【返済期間編2】として

お話しますね!



次回のお話は、応用できると

”今の年齢” + 返済期間 ≧ お仕事の定年 となる

住宅ローンの契約を返済途中で

”今の年齢” + 返済期間 ≦ お仕事の定年 とできる

お話です!



それでは。



ソラマドがある暮らし