こんにちは
ギター講師の中村弘一です

今日は全音と半音のお話をします

紀元前、数学者のピタゴラスが12音階を作りました

金属の長さ、弦の長さ、空気が振動する管の長さと
音の高さ(振動数)は反比例します

その原理を利用して
2分の3倍の振動数(単位はヘルツHz)の音をどんどん探して行きました

ドの3/2倍の振動数はソ
の3/2倍の振動数はレ
の3/2倍の振動数はラ
の3/2倍の振動数はミ
の3/2倍の振動数はシ
の3/2倍の振動数はファ#
ファ#の3/2倍の振動数はド#
ド#の3/2倍の振動数はソ#
ソ#の3/2倍の振動数はレ#
レ#の3/2倍の振動数はラ#
ラ#の3/2倍の振動数はミ#
ミ#の3/2倍の振動数はシ#=ド

と言う事で13個目で元の音に戻りました

こうして1オクターブは12分の1ずつに分けられました
1オクターブの12分の1の事を半音(half step)と言い
半音2つ分で全音(whole step)と言います

ギターで言う1フレット分が半音、
2フレット分が全音

ピアノだと間に黒鍵が入ってない
ミからファまでの距離、
シからドまでの距離を
半音と言い

間に黒鍵が入っている
ドからレや、ラからシまでの距離を
全音と言います

ちなみに、よくバンドで聞く
「いちおん下げてー」と言う発言

全音下げて、と言う意味になります


半音と全音は音楽理論を学ぶ上で
欠かせない単語ですので
是非覚えておいて下さいね


浦安、新浦安のギター教室