改めて、自分が自立したと思えるようになるまでの道を振り返り感じたのは、
わたしを変えていったのは「働くことの喜び」だったということだ。
・収入を得られる喜び
・学びや成長を得られる喜び
・自己実現できる喜び
・役割や居場所を得られる喜び
・だれかから感謝される喜び
・だれかから信頼される喜び
・だれかに必要とされる喜び
・仲間ができる喜び
などなど
働くことで、たくさんの喜びが得られる。
子どもが産まれてからのわたしは、「家族のために働くことの喜び」も得られた。
自分のためだけに働いていたときよりも、格段に働くことにやりがいを感じることが増えたのだ。
働くことは大変なことだとか、苦しいことだとか言われることも多いが、
たくさんの喜びを得られることでもある。
感じる喜びよりも苦しさが上回ったとき、働くことは「辛いこと」になってしまい、
現代社会ではそう感じる人が多くなってしまっているのかもしれないが、
わたしは「喜び」が上回ることが多かったから、こうして続けてこれたのだと思う。
そして、働くことで得られた経済的基盤が、わたしの人生を自由で豊かなものにしてくれた。
働くことの喜びをたくさん味わってもらうことで、
人を自立へと導くことができるのかもしれない。
子どもたちにも、
働くことの喜びを伝え、たくさん体験してもらおう。