通信制高校での学習は、「自学自習」だ。
レポート(報告課題)に取り組むことで、「自学自習」を進めていく。
長男が通う通信制高校では、各教科の1回分のレポート(報告課題)の分量は、B4版両面1枚である。
教科書・学習書で調べながら、穴埋めをしたり、記述で解答するという形式のものが多い。
レポートは、指導教員が生徒におぼえてほしいと思っている事柄がまとめられたものだから、非常に内容が濃いものになっている。
学校の授業をただ受け身で受けているだけでは、
その中で特にどこが大切なのかということが、
なかなか理解できなかったりする。
みなさんも、学生のころ、試験前に教科書を開いてはみたものの、一体どこから手をつけたらよいか途方に暮れたことがあったのではないだろうか。
その点、通信制高校のレポートは、要点がまとまっていて、学びやすいと感じる。
教科書や学習書で調べながら解答を埋めていく作業は、
慣れないうちは時間もかかり大変だが、
学校で黒板をただ写すよりも
着実に自分のからだに刻まれると思う。
この作業を、要点をしぼって取り組めるのだから、通信制高校のレポートは、なかなかの優れものだ。
「自学自習」のスキルは、社会に出てからも確実に自分の武器になる。
社会に出てからの学びは、ほとんどが「自学自習」なのだから。
通信制高校で「自学自習」のスキルを身につければ、それは一生モノの財産になると思う。
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