『わたしの就職』シリーズ
長男が生後5か月のころに開始した「保活」と「就活」。
「保活」でご苦労されている方の話をたくさん聞く昨今だが、わたしの「保活」はいたって順調だった。
長男は11月うまれで、わたしが「保活」をはじめたのは5月。
認可保育所を探すのは無理だったので、最初から認可外で探した。
仙台市には当時「せんだい保育室制度」という制度があって、認可外保育所の中でも特定の基準を満たす保育所に仙台市が独自で助成をしていた。
その制度の中で、より認可保育所に近いといわれるA型の基準を満たす保育所に2か所問い合わせてみたところ、どちらも0歳であれば空きがあるということだった。
すぐに見学に行きひとめぼれしたのが、その後3人の子どもたちがお世話になる今の保育園だった。
0歳児で保育所を探したことが功を奏したのかもしれないが、そんなわけで、まずはあっさりと保育園が決まった。
保育園が決まってくれたおかげで、就職活動が一気にやりやすくなった。
求人情報誌で応募したところと、派遣会社に登録して見つけたところがあったのだけど、わたしは求人情報誌で見つけた「建築デザイン事務所」での仕事に惹かれてしまった。
時給は安かったが、そこの所長のブログを読んで、ぜひその職場の雰囲気に触れてみたい!と思ったのだった。
結構たくさんの方が応募して狭き門だったらしいのだが、乳飲み子もちという悪条件ながら、見事採用になった。
採用になってから聞いた話だが、もともとその事務所で勤めていた年下の女性スタッフがいたのだけど、彼女と合いそうな人を重視して探していたらしい。
そして、所長もその女性スタッフも、わたしが一番好印象だったということで採用していただけた。
赤ちゃん連れでの就職活動は不利だと思いこんでいたわたしにとって、この出来事は大きな自信となった。
(次回へつづく)
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