いよいよはじまるわたしの復讐劇。

あ、ちがうか。

わたしはこの日々を「消極的反抗」と勝手に呼んでいるのだけど。笑
面と向かって親や学校に自分の意見を主張することのできなかったわたしがとった手段をこれからご紹介します。

「地元の国立大学へは行きたくない」と思ってしまったわたし。

でも、大学へ進学したいという思いはあった。
なので「地元の国立大学」に代わる「自分の志望校」を決める必要があった。

そこでわたしが考えたのは「当時の彼氏と同じ大学に行こう!」というものだった。


成長した今となっては「なんじゃその安直さ!」だけど、当時のわたしはいたって真剣で深刻だったよ。

当時の彼氏とわたしは、成績の差がかなりあった(はず)。
たぶん、彼は下から数えたほうが早かったんじゃないかな。。。(忘れたが)

ここでまた話が少しそれるのだけど、「その2」で「野球部のマネージャーになりたい」という理由で高校を選択したわたしだけど、結果的には野球部のマネージャーにはならなった。

ここでまた「親問題」が出てくるのだけど、なんといざ野球部のマネージャーに応募しようとしたら、親から反対されたのだった。

野球部のマネージャーになりたくて、この高校に入りたいと娘が決めたことを知っているくせに、なぜそこで反対するの?!って感じだし、わたしは一晩大泣きしたけれど、結局は親の言う通り野球部のマネージャーにならなかった。

そして代わりにラグビー部のマネージャーになったのだった。

 

ちなみに、野球部のマネージャーに反対された理由は、「土日の両日部活があるから、10歳下の妹の世話をしてもらえない」というものだった。

これも、人に話すとたいてい「なんで?」と言われるけど、まあ、そんな理由で反対されたわけです。

そして、ラグビー部は、土日のどちらかが休みだったので許可された。

ほんとよくわかんない理屈だけど。

 

しかしこの話には後日談があり、わたしは高校2年生のころ、同じクラスになった野球部のエースと恋に落ち、おつきあいをはじめたのだった。

 

わたしが野球部のマネージャーになりたかった理由なんて、結局のところ「野球部のエースと恋ができるかも」という単純な理由で、もし野球部のマネージャーになっていたら「マネージャーと部員の恋愛はご法度」だった(たぶん)ので、結果的には、最初の望みは叶ってめでたしめでたし、という落ちとなった。笑

 

で、話はもどり、さっきの「当時の彼」ってのがこの野球部のエースで、彼は勉強の成績はいまいちだったけど、野球でそれなりに活躍していたので、そっち方面では学校は推薦できたんだよね。

 

そして彼も同じ理系クラスだった。

 

で、「大学どこにするの?」なんて話の中で、

「工学部とかかなあ」

「わたし、建築やってみたいんだよね」

「あ、おれのおやじ建設会社やってるんだよね(彼のお父さんは建設会社の社長だった)」

「そうなんだ?じゃあ、大学で一緒に『建築』の勉強しようよ」

ってことで「建築」というワードが浮上した。

 

なんか、こういうことさらし出すと、そんな理由で今建築やってるんかい?って感じだけど。笑

 

でも、これも神様ナビゲートだよなあと今では思うのだけど、

当時、わたしの地元で「建築」を学べる大学は、親と学校が期待する「地元の国立大学」と「工業系の私立大学」の2校しかなかったのだ。

そして、その「工業系の私立大学」であれば、当時の彼も推薦で入れそうだったのだ。

 

というわけで、わたしの志望大学は「工業系の私立大学」と決定した。

 

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