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続きです。
前回のお話はこちら↓
D子と次に会ったのは、それから
約3年後でした
たまたま、大学の共通の友達が
地元から遊びに来るとき
その友達から、『D子もそっちだよね?誘おう!』と言われて、3人で会うことに
ちょっとドキドキしました。
D子、ちゃんと一つの道に決められたかな?
不倫はやめて、どちらかの決断ができたかな?
3人で会う当日。
私が1番に到着し、次にD子がきました。
お互いしばし無言…
ちらっとD子の左手を見ると、
きらりと光る指輪がありました
…ん??
でも、あの結婚式のときに披露された
指輪とは違うモノだ…。
D子の結婚指輪、本人の想いがたくさん詰まった
おしゃれで個性的なデザインだったので
一目見たら、別物だとわかりました。
そんな時に、共通の友達からLINE。
『ちょっと遅れるー!』
とのこと。
という訳で、D子と2人で飲み始めることに。
私『久しぶりだね!元気だった?』
D子『うん!めちゃくちゃ元気!
…実は、正式に離婚したんだ!』
やっぱりそうか。
指輪が変わっている時点で
そんな気はしていました
D子の口ぶりから、本当に元気そうなことが
伝わってきて安心しました
そして、ついつい気軽に聞いてしまいました。
私『その指輪は…もしかして…??』
その後の一言、私は配慮が足りませんでした。
私『新しい彼氏さんから??』
言ったあとに、違う、この聞き方は違う!と思いました
D子はふふふ、と言って、
そのあとは何も言ってくれませんでした。
多分、彼氏じゃないんだ。
パートナーさんと聞くべきでした。
まだまだダイバーシティを体現できていなかったです。
そんなとき、共通の友達が
遅れたーごめんごめん〜!!
とやってきて、この話は終わりました
共通の友達は、まだ離婚のことを知らないので
D子の指輪を見ても、結婚指輪だと思って
何も聞きませんでした
そんなこんなで、3人の飲み会は楽しく終わり、
帰り道。
D子とまた2人になりました。
D子『色々心配かけてごめんね。
私は今幸せだよ!
大好きな相手も見つかったよ』
そのお相手が、以前不倫関係にあった
同性のパートナーの方なのか、
別の方なのかはわかりません。
でも、D子が幸せで、
曲がった道に進んでいないことがわかっただけで私は安心だ
これでD子とのお話は終わります。
このブログで書きたかったことは、
やっぱり世間はマジョリティだということ。
そして、マイノリティは苦労するということ。
マイノリティの方々も、マジョリティの思想を持っているからこそ、
マイノリティが成立するし、苦労するんだと感じました。
私も不妊治療を経て、
無精子症の旦那を持つマイノリティになりました。
でも、みんな何かしらマイノリティの部分は持っているはず。
そこを相互理解して、認め合える社会になれば
少しは生きやすい世界になるのでは、
と感じた出来事でした
D子のこれからの幸せを陰ながら祈るばかりです
長々とお読みいただき、ありがとうございました!